ザトラベルナースのキャストや相関に前作との違いはある?ストーリーに原作は?各話のあらすじと感想

ドラマ

この記事はネタバレを含みます

この記事は各話放映後にあらすじと感想を追記の上アップデートされます

こんにちは。Makoです。

10月17日放映
ザ・トラベルナースについての
ご案内です。

このドラマは、かの
ドクターXを手掛けた脚本家、
中園ミホさん脚本のドラマです。

今回続編ですが、
2022年のシリーズは、
かなりの高視聴率を記録しました。

数ある医療関連ドラマの中で
高視聴率をたたきだすのは、
生易しいことではないでしょう

それでもヒット作を連発されるには
何か理由があるはずですよね。
ドクターXと本作品に共通するのは
“痛快さ”といえるでしょうか

今回のザ・トラベラーズ、
現代に蘇るナイチンゲールと
呼ばれています。

今のこどもたちにも、
ナイチンゲールという人物は
認識されてるかな?

そういう自分も、実は、
ほとんど知らないなと改めて感じ、
ドラマ視聴に先駆け改めて調べてみることに。

大雑把には、改革者。
当時の医療界と今の医療界を
比べるのはナンセンスかもしれません。

でも、本質の部分に横たわる問題が、
今も解決されずに残っているのだとしたら。
そんなことを意識しながら、
記事をまとめてみることにいたしました。

加えて前作と比較して
キャストや相関がどのように変わったか、
簡単にまとめました。

この記事をご覧いただくと、
以下のようなことを理解いただけると
思います。

こんなことがわかります
  • ザ・トラベルナースのキャストや原作の有無に関して
  • ザ・トラベルナース2022から変わったところ
  • 各話レビュー

あらすじと感想

第一話

2022年12月ニューヨーク
一人の男が手術を受けているシーンから始まる

手術を受けている男の名は九鬼静
そして手術にナースとして
那須田歩が立ち会っている。

術中、一度は危機が訪れたかに見えたが、
歩の適切なアドバイスで、
医師は乗り切ることができた
8時間を超える大手術であった。

静の命を救った歩は、
手術台の上の静に
微笑みながらこう声をかける
「もう大丈夫、大丈夫」

かのフローレンスナイチンゲールは言った。
戦士とは美しい花をまき散らすものではなく、
苦悩するもののために戦うものである

退院の日、
晴れ渡った光に輝く芝生広場で、
歩は静が退院して出てくるのを
待っていた。手には祝いの花束。

「退院おめでとう」
「歩君」
ハンカチで目頭を押さえる..
かと思えば..鼻を押さえてる?
祝いの席のお寿司屋さんへの誘いも
断ってる?

術後…私に声をかけてくれましたね。
何十回も。
「はい」
うっとおしかった..
「はあ?」

感謝の気持ちをきつい言葉の連発で表す静。
「あなたはプライドだけが無駄に高く、
患者に寄り添えない不適切で無能なナース」

「お寿司屋さんキャンセルできないなら、
ひとりで行ってくださいね」
「なんであんたの退院祝いに、
俺が一人で行かなきゃならないんだ
バカみたいじゃないか」
「バカなんですよ、あゆむ..さんは」

まあ見事なオープニングですこと。

2024年10月、歩、日本に帰国です。

勤務先に向かう途中でしょうか。
おむすび屋に立ち寄り品を待っていると、
大田黒勝一が外国人の女性とともに
お店に現れます。

初対面の歩に横柄な態度をとりながら、
店を出たところで吐血します。
歩の応急処置。
屋外にもかかわらず、恐ろしく手際のいい
応急処置。駆け付けた救急隊も驚きます。
歩は名乗ります。
「私はナースプラクティショナーです」

病院へ担ぎ込まれる大田黒。
「ここは私の病院だ。
特別室へ運べ」と。
大田黒勝一、この病院の元院長。

歩は現病院長のもとに挨拶に。
新病院長薬師丸は言います。
「私は病院を根っこから変えていきます」

元病院長は、汚職発覚、
パワハラ、脱税
経営状況含め、病院は
危機的状況だったのでしょう。

大田黒元院長の息のかかった職員は、
薬師丸によって全員退職

それで病院が機能しているのか
気がかりな歩

「大丈夫..優秀なナースを呼び寄せたから」

どうやら、以前の天乃メディカル総合センターで
はたらいていたナース何名かを
呼び寄せたようです。

さらに前の病院の事務長だった
西千晶(浅田美代子)は、
退職金元手に、自身のナース紹介所を立ち上げ、
ここからも人材を確保したようです。
歩をニューヨークから引き抜いたのも
千晶だったようです。

歩はスーパーナースで、プライド高いといわれる割に、
色んな人からいじられかわいがられます。
自身にその感覚はないのか、
常にプライド高くふるまおうとしていますが、
基本的に人がいいのですね。

院内をうろつく大田黒。
歩むとでくわし、小競り合い。

そこに通りがかる薬師丸。
「大田黒さんを院長室にお連れして」
大田黒を諭す薬師丸。
悪態をつき続ける大田黒に
薬師丸は転院指示をだされます。
薬師丸が島流しにした副院長のもとへ

なかなかに冷徹な薬師丸。
普通ならこの手の存在は
悪者感一杯だと思うのですが、
薬師丸については、
悪者なの?というと、悪者とは言えない、
..冷徹な改革者といった感じでしょうか。

でも、冷酷を通り越して残酷..
大田黒はステージ3の腫瘍をかかえていると
大田黒に学んだ神山がみたてをおこないました。

神山は、大田黒に医師としての情熱や、
技量があった頃を知る意志です。
それゆえに、大田黒のことを憎むことはできない。
手術の設備も整わない先への転院に、
納得がいかない様子

ところ変わって、
歩帰宅途中。
おむすび屋さんで女性に引き留められます。
以前の寮母、土井たま子さんです。
今はこのおむすび屋の店員さんです。

する遠くから聞き覚えのある
男性の声。「あのうそつきおじさんの声が..]


奥から静が現れます。
お互いに顔を見合わせ、
叫びをあげながら驚きます。
「なんでこんなところに?」

「静さんね、日本返ってきて
おむすび屋開いたのよ」

おむすび買いに来た患者さんの
様子をそこから見ることが
目的だったようです。

おむすび屋を出た歩。
大田黒の様子が気になり、
付き添いの女性に電話をします。

すると、今まさに、
大田黒が苦しみだしたところ。
転院先の病院に向かう車の中。

おむすび屋に戻り、
静に助けを求めます。
歩は、こういったとき、
まだ動転するんですね。
静がまだ一人前と認めないわけです。

電話を替わる静。
いきなりフィリピン語で、
付き添い女性に様子を聞き、
その場で女性に心臓マッサージのやり方を
伝えます。

同時に、歩に現地に向かうよう指示。

スーパーナース静。
まさにその名にふさわしい対応です。
現地では、女性が必死に心臓マッサージを続けます。
大田黒元院長の呼吸が戻りました。

到着した歩に、大田黒がお願い事です。
「最後はうちの病院で死なせてくれと」
ここはどうなんでしょう。
したたかな大田黒の演技?何とも言えません。

そんな修羅場をくぐりながら、
静はおにぎりを握り続けます。
さすが..

大田黒さんをこっそり
手術室へ運んでくださいと
指示を出す静

警備員もいる病院にどうやって、
大田黒を担ぎ込む?
戸惑う歩

静はその際の警備員をひきつける
小道具としておにぎりを握っていたようです。
さすがスーパーナース。
先の先まで展開を読んでいます

さらに医師の確保です。
神山にオペ実行の指示を出す静。
ここまで考えているとは..
「オペの前に、おにぎりを食べてください」
事細かに支持を出す静に
「あんた何者?」

現病院長の意志に背き、
手術などできないと断る神山。
静は嘘を並べ立て、
神山に決断をさせようとします。

大田黒さんの最後の願いです。
あなたにオペをしていただければ、
何があっても悔いはないと..
命を落としたとしても、
その体は研修医の検体にしてほしいと

神山の心に灯がともりました..

オペを行う意志が固まった神山。
秘密のオペの開始です。
神山と歩。静は外で待ちます。

術中にけたたましくなるアラーム。
危機が訪れますが、歩はいつものように、
医師に助言を与えます。

誰一人取り乱すものはいません。
おそらく歩のこころが、
全体をささえているのでしょう。

手術は成功です。
付き添いのフィリピンの女性にとって、
大田黒は「いい人ではない。でも悪い人でもない。
わたしにとってはちょびっといい人」

女性にとっても安堵の時が流れます。

神山は改めて静かに問います
「あなた誰?」
「いや、だから、おむすび屋です」と。
穏やかな時間が流れます

割烹着を白衣に替えることを
歩は静に要求します。

おむすび屋に戻った静。
そこに看護部長が現れます。
「手術のこと、公にしたら大問題ですよ」
「私の指示です。歩君にはおとがめなしで」
「静さんには貸しいちです。
埋め合わせにうちの病院で働いてください」
「それは脅しですか」
「そうです」

病院に戻った静。
そこで、院長が神山に解雇を通告するところに
出くわします。

ここで、静は悪いことをした..
とは思っていなさそうです。
信念のたまものでしょうか。
或いは別の何か狙いがあるのか。

今のところ、神山先生が、
責任をとって、病院を去ることに

静は、院長の改革が
どのようなものか、注目しているようです。

(第一話 おわり)

第二話

番組放映後にアップデートいたします

ザ・トラベルナース続編のキャスト一覧

役名俳優相関
那須田歩岡田将生西東京総合病院トラベルナース
九鬼静中井貴一西東京総合病院 スーパーナース
薬師丸卓山崎育三郎西東京総合病院 病院長
大田黒勝一内藤剛志西東京総合病院 元病院長
神山直彦風間俊介西東京総合病院 ドクター
大貫太マキタスポーツ西東京総合病院 ドクター
小山衛渡辺大知
半田一松本大輝西東京総合病院 ドクター
愛川塔子寺島しのぶ病棟ナース 看護部長
中村柚子森田望智病棟ナース 
金谷吉子安達祐実病棟ナース
森口福美野呂佳代病棟ナース
パク イジュンキム・ヒュンユル病棟ナース
西千晶浅田美代子ナース紹介所社長
土井たま子池谷のぶえおむすび脈屋店員
敬称略

ザ・トラベルナース続編の主要キャスト

那須田歩 (岡田将生)

医師の指示で医療行為を行うことができる
NP(Nurse Practitioner)の資格を持つ
フリーの看護師という設定です。

その資格自体は、現在の日本には
現存しておらず、アメリカなど諸外国の
NPは意志の指示を受けずに一定レベルの
診断や治療を行うことが認められている
資格といわれています。

そういうアメリカでの経験がある設定で、
感情が高ぶると英語交じりになったり、
自尊心の高さからくる言動が目立ちます

九鬼静 (中井貴一)

看護師は「人を見て人を直す」が持論の
スーパーナース。
普段は紳士的でとても穏やかな存在。
しかし看護師としての意思や志は高く、
患者を最優先しない医師に対しては、
断固とした態度を堅持することができるタイプ。

実は、医療従事者を支援する
フローレンス財団の理事長でもある。

自身の健康状態に問題があることを認識しており、
現役から一歩引いた立場で、
元々支援していた歩を完全に育て上げようと、
支えていた存在。

薬師丸卓 (山崎育三郎)

今年4月、医師のはたらき方改革が始まり、
時間外労働に罰則付きの上限が設けられたと
いいます。

今回のザ・トラベルナースでは
その点が一つのテーマになっているといいます

その背景から起用されたのが
「クリーンなカリスマ院長」としてのイメージにはまる
山崎育三郎さんでした。

穏やかに見えて、かなりの自信家。

前作と今回作のキャストや相関の違い

舞台となる病院が変わりました

2022年、前作が始まった頃、
日本ではまだトラベルナースの存在は
あまり知られていなかったといいます。

そこに現れたトラベルナース
静と歩が勤務したのは
天乃メディカル総合センター

前回の天乃メディカル総合センターが抱える
問題点、それは

慢性的な人手不足
医者が絶対優位の現場環境
「手術は望まない」など、
患者の希望を大切にしない医師がいました
隠れて飲酒するような入院患者さんがいました
病院長の経営方針、VIP患者優先などが
災いし、経営は悪化の一途をたどっていました

前回作から勤務地を変え再登場しているキャスト

愛川塔子 (寺島しのぶ)

前作では、病院長、事務長の
経営方針による慢性的、さらに
拍車のかかる人手不足に悩む看護部長を
演じていました。

経営難からさらに人員削減を求める
経営陣の方針を、
現場のナースに伝えなければならない
とてもつらい役です。

塔子の下で働くナースには、
塔子の対応が優柔不断と映り、
リーダーとしての資質に疑問を
抱くものもいました

何人ものナースを育て、
何人ものナースが逃げていった
でもそれは、立場上、
仕方のないコトであった

森口福美 (野呂佳代)

前作では、夜間勤務人数の削減などの
噂を聞きつけては塔子につめよる
現場をかき乱すタイプの看護師を
演じていました

西千晶 (浅田美代子)

現場の事情より経営を優先させ、
夜間看護師の人数削減など、
塔子に指示していた存在

今回の設定では、事務長をやめ、
自身の看護師紹介所を設立したという
役どころ。

スカウトした看護師を病院へ
紹介するというが、
前作で病院を経営難に陥れる
片棒を担いていた彼女は、
今回どのようなスタンスをとるのか。

人手を省こうとしていた存在が、
今度は人手を供給する立場に

土井たま子(池谷のぶえ)

シーズン1では寮母として
勤務していた。
料理は決してうまいとは言えなかったたまこが
今度はおむすび店「脈屋」にお勤めです

本作に原作はあるのか?

ザ・トラベルナースは脚本家中園ミホさんが
お書きになられたオリジナルドラマです。
中園ミホさんの連ドラ代表作には、
Doctor-X、やまとなでしこ、花子とアンなど、
誰もが知る名作が名を連ねます

ザトラベルナース前作とのキャストや相関に違いは?ストーリーに原作は!?のまとめ

ザ・トラベルナース続編の主要キャストの多くは前作からの続投となっており、継続的改善が望まれる、現実の医療制度、現場の問題が、多少なりとも改善に向けて歩みを進めているのか、そんなことにも注目しながら楽しむことができる医療ヒューマンドラマに仕上がっているものと思います。

今日も最後までご覧いただいて、ありがとうございます。

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