海に眠るダイヤモンドのキャストや相関とあらすじが気になる!原作や軍艦島でのモデルは実在する?

ドラマ

この記事はネタバレを含みますのでご注意ください

こんにちは。Makoです。

10月20日は新ドラマ 日曜劇場
海に眠るダイヤモンド since1955 からの
ご案内です。

この記事は放送終了後にあらすじを追加してアップデートされます

このドラマ、1955年と2018年を
一人二役の神木隆之介さんが
主役を演じ、ヒューマンドラマとして
届けられます。

なんで2024年じゃなくて、
2018年なの?
と素朴な疑問が。

1955年、軍艦島と呼ばれる端島は
高度経済成長さなかで絶好調。
しかし、絶好調はそこから
閉山に向けての歩みのはじまりとも
いえるのでしょう。

端島について取り扱われた
ブログなど記事を拝見すると、
端島の炭鉱が閉山となった理由は、
もう取れる石炭がなくなったからと
記されていました。

それから6年後あたりを境に、
閉山を予感させるような世の中の動きが
顕在化してきます。

先行きに閉塞感を抱えた現代と
呼ばれて久しいですが、
2024年から振り返ると、
6年前、2018年は疫病が蔓延する前で、
海外からの買い物客など含め、
ここ最近の中では社会生活環境は
ピークを迎えていたといえるのかもしれません。

このドラマは、そんな2つの時代に
何らかのつながりを持たせて
描こうとしているのかもしれません。

それは、単に生活環境の類似点を
あげるにとどまらず、
人としての本質に
切り込もうとしているのかもしれません。

そんなヒューマンドラマを描く
キャストの方々とその相関について
ご案内いたします。

あと、各話ごとのあらすじも
合わせて記述いたします。

1955年、当時は、
何もないけれども、未来に夢や希望があったと
そんな風に言われることが多いです。

でも、ほんとにそう?

それは、体や時間を使えば、
比較的多くの人が、お金をたくさん
手に入れることができた時代。
これは否定は致しません。

でも、そのお金を得た後に、
今の時代と異なる満足感などは、
あったのでしょうか?

今の時代の閉塞感というのは、
お金を得たその先には、
何もなかったと気づいた人々が、
さて、次は何をするか..

そんなことを、静かに考えようとしている
そんな時代のように思うのですが、
どう思われますか?

そして、今このドラマが描こうとしているのは、
体と時間を使ってお金は得たけれども、
そこに何が生まれたのか?
その時代を生き、虚しさを退ける生き方があったとするなら、
それはどんな生き方なのか。
それは、今の時代には得られない事なのか?

ドラマではそんなことを
描こうとされているのではないかと
思うのです。

海に眠るダイヤモンド予告情報からドラマで描かれるテーマを推測

二つの時代の運命的な出会いから始まる物語。70年という時と場所を隔てた人の関わりから生まれる!希望を見いだせないといわれる現代。ほんとにそうなのか?夢と希望があったと呼ばれた時代は、幸せだったのか?今を生きる人が希望を見出せるドラマになっていると予想しています

あらすじと感想

第一話 地底の闇を切り開く

1965年?
一艘の手漕ぎ舟に赤ん坊の声。
??
島を離れようとしている?
「戻れないあの島」
島での思い出が回想されているのか
島民みんなが両手をあげ踊っている
あのシーンは、謎の歌手が
階段から端島音頭を歌った日の光景
「今はもういない人々」
「いとしい人の想いではすべて、
あの島へおいてきた」

この語りは、
宮本信子さんに違いない。
そして、両手をあげて島民が踊ってくれた
その歌を歌った謎の歌手リナ。
彼女が現代のいづみ(宮本信子さん)なのか?

確かにそのようだ。
リナは小舟に乗って、
その腕の中に赤ちゃんを抱えながら、
思い出の全てを島において、
今離れていこうとしている。
1955年から10年。

そして、2018年に。
そこに映し出されるのは、
いづみ。やはり、リナはいづみなのか?

いづみは想像の町をあてどなくさまよう
老人の風体を装っている。
目の前には、玲央(神木隆之介さん)が、
自分が勤めるホストクラブの名前のパネル、
自分の写真に向かって、ドリンクを
投げつける。

立ち去ろうとする玲央の自転車を
つかまえ、「わすれてる」といって、
ゴミ(ドリンク)を差し出すいづみ。

受け取って去ろうとする玲央の
自転車の荷台を握り引き留め
「私と結婚しない」

どうやら、一度だけのつもりで、
玲央はいづみを自分の勤め先に
招いたようだ。

玲央のシステム紹介をまたず、
「あのシャンパンを」
高価なシャンパンの注文に
慌てる玲央。
「これで足りる?」と
一万円札の束を手渡すいづみ。

玲央のここでの仕事は
あまりうまく回っていないのかもしれない。
つけで飲み立ち去ろうとする女性客。
玲央の顔が曇る
ツケはもちろん玲央が負担することに。

早朝、仕事が終わり、
自転車に乗り帰ろうとする玲央に、
黒の大型車が横付けし、
中からいづみが声をかける。

あてどなくさまよう老人の風体は、
微塵も感じられない。
大所帯を支える女あるじの
雰囲気を醸し出している。

役員秘書をしたがえ、
玲央朝食にさそういづみ。

「どこへ行くの?」
「パスポートはいらないよ」
飛び立つ飛行機。

ついた先は、長崎。

品行方正、社交的、
だれが見ても、
年齢を感じさせない
魅力的な女性に映るに違いない。

ただ、玲央を見つめる目が、
何十年も年下の男性を見る目ではない。

長崎は信号が多いのですか?
十字架がついている建物も
多いんだそう。

タクシーで街中を走りすぎ、
波止場へ。

「あなたずいぶん素直についてくるねえ」
「なんで?」
「いまどきまごだって一緒に歩いてくれないよ」

「姫の仰せの通りに」
ホストとしての玲央の発言ですね。
「やさしくしてほしいんなら
やさしくするし、話聞いてもらいたいなら、
聞くし、いきたいところがあるなら、
ついていく」

「あなたは?どこいきたい?」
「・・・」
「ふーん、寂しいねえ…あそこ、
行ってみない」

観光ボートで端島に向かう
玲央といづみ。
島が視界に入るなり、
いづみは泣き崩れる

きっと、全ての思い出を
おいてきたあの島が
一度に様々なことを思い出させたに違いない

今では誰も済まない端島。
そこに光が当たり、時代は1955年に
さかのぼる。

夢と希望に満ちたころの端島。

鉄平の幼なじみ朝子(杉咲花)が務める食堂
ほんとに狭い島。
いつどこで誰が何した。
そんな話が行き交う人から人へ
伝わっていく様子がよくわかります。
とにかく人口密度が高い。
「百合子ちゃんもお年頃だな」
食堂に入ってきた男性客二人がつぶやきます
「えっ、百合子ってゆり子(土屋太鳳さん)?
誰と一緒に?」
そうです。朝子の幼なじみ、百合子が
大学卒業し戻ってくると聞き、
同じく幼なじみの鉄平も戻ってきたかと、
朝子は気が気ではありません。

そのころ、鉄平と百合子は二人、
鉄平の実家に戻ってきました。
鉄平の父一平(國村隼)自宅で、
鉄平の話をしています。
まだ今日戻ってくるとは知らないはず。
鉄平への期待はとても大きいようです。
「末は博士が大臣か」
大学まで行かせてやった鉄平が、
島を離れ、どこが別のところで、
大きく羽ばたくことを期待しているようです。

そんな父のもとへ現れた鉄平。
「鉄平、百合子ちゃん、
長崎大学卒業おめでとう」

「とうちゃん、改めて、
俺を大学に行かせてくれて、
ありがとうございます。」

「何や改まって」
きっととんでもないことを
言い出すんですね。

「手紙に書いて送ってるから、
わかってるとは思うんだけど..」
とても言いずらそう。
それに、手紙を家の外から、
鉄平に向けて振るハル(中島朋子 鉄平の母)。
父はまだ手紙を読んでないと
知らせたいようです。

「俺は、端島ではたらく!」
手紙を送っているから、大丈夫だろうと
自信満々に父に改めての宣言。

手紙は父に届いておりません。
いきなり鉄平をぶん殴る父
瞬時に状況を読み取ったか。
鉄平は意を決し
「もう就職したから!」
と言って逃げ去る(笑)
認められない父…

炭鉱の掘削作業から上がってきた
鉄平の兄進平(斎藤工さん)。
汚れを落とすため、着衣のまま
作業着洗い場の湯船に入ります。
衣服に靴、真っ黒です。

鉄平が兄進平に会いに来ました。
ふたり、岸壁に行き立ち話。
どうやら進平も鉄平のために
学費をねん出していたようです。
弟の大学卒業の頑張りを称えます。

「島でなんする?
うみのしたじゃなかやろな?」と兄
どうやら海の底探炭鉱作業ではなさそうです。

鉄平の仕事が始まります。
勤労課勤務。
職員の職場での日常をお世話する仕事のようです。

適当な理由をつけ
欠勤しようとする若い方が多いことに
驚く鉄平
逃げ出せる状況にあるものにとっては、
逃げ出したくなるほどの環境ということ
だったのでしょうか。

きぶんがのらねえ..といって、
仕事を休もうとする男性たち..

そんな島端島は、
長崎の沖合に浮かぶ小さな島。
わずか480m x 160mの中に、
4000人以上が暮らしている。

島民の8割を占めるのが、
鉱員とその家族。
島全体が、日本有数のグループ企業
鷹羽鉱業の持ち物だ。

黒いダイヤ石炭。
端島で取れる石炭は、
鉄鋼の材料として使用可能な
良質な石炭

明治からずっと、
炭鉱のために存在していた島
狭いがゆえに、建物は上に伸びる。
日本初の鉄筋コンクリートビル発祥は、
ここ端島なのだ。

長崎からの船がたくさんの
渡航者を運んできました。
鉄平は、船から降りる方々の
確認まで行っています。
なるほど、確かに、鷹羽鉱業所有の
島なのですね。

乗客の中に、リナ(池田エライザさん)がいました。
早速鉄平の目にとまります。
「お名前とご用件は?」
「尋問みたいなことするな」と
同じく今日戻ってきた賢将(清水尋也さん)。

「こちらのご婦人は、
職員クラブに用がある」
「賢将の知り合いなの?」
「さっき舟で声かけた。交流
彼女、歌手」
関西の方からやってきたというが..
ハッキリとは答えない。

「ここには歌じゃなくて、
はたらきに来たんです。
ウェイトレス探してると聞いて。
紹介状もあります」

「ずっとここに?
「できれば..」

鉄平の頭が回ります。
歌手…「端島音頭歌っていただけませんか?
今年の盆踊りに」

断るリナ「私はジャズ。民謡なんて歌わない」

なにか、訳ありそう。
でも、意志はしっかりしていそう。
もしや、このリナさんが、
現代のいづみなのでは?
個人的予測で、ふとそんな気がいたしました。

そんないわばふられたような
状況にも関わらず、
鉄平が彼女を追う目は..
興味津々という感じです。
それ検証もを見透かしたように見つめます

リナが就職面接。
そこに鉄平も立ち会っています。
名前は草笛リナと名乗ります。

私の予測からすると、
偽名なのか??

どうやら、ウェイトレスとしての
就職が決まったようです。
泊るところの世話も受け、
お寺に寝泊まりすることになりそうです。
和尚さんはさだまさしさん。

世話をしてくれたのは、
ウェイトレスとして雇ってくれた
女性。
リナの目の下にあざがあるのを
化粧でごまかしていたのに見抜きます。

リナは、島に渡る前、
暴力を受けていたのでしょうか..
持ち込んだ就職のための紹介状、
これは代筆屋に書かせたものと
ママは指摘します。

「どこから逃げてきたか知らんけど、
私たち、あの戦争を生き延びてきたのよ。
そう簡単には死ねんちゃ」

「明日からがんばって」

場面は、いづみがハンモックに揺られ
黄昏るシーンへ。
この画面の切り替わり、
やはりいづみがリナなのか..

再び端島。
食堂で鉄平が端島音頭を歌ってくれるよう、
リナを口説き続けます。

そんな鉄平がお支払いしようとするとき、
朝子が鉄平と百合子の中を気にします。
百合子は賢将と付き合っていると聞き、
喜びを隠せない朝子。
共に長崎に出ていき、てっきり、
鉄平と百合子は仲を深めたと思い込んでいた様子
「俺が好きになった人は、
賢将がさらっていくんだよなあ..」
微妙なことを言い残す鉄平..
再びもやっとする朝子であった…

リナは鉄平、賢将、百合子らと、
朝子が務める食堂でちゃんぽんを食べています。
端島音頭を歌ってもらおうと必死の鉄平。
端島音頭というのは端島の人が作詞作曲した
魂の歌。変なアレンジなどとんでもないと
百合子が皆をさとします。
因みに端島音頭は実在です。

徐々に皆に打ち解けるかに見えるリナ。

鉄平の父、鉱員たち、
生きるために働く姿が描かれます。
父の灰は、長年の炭鉱労働で
もう限界が来ています。
みな生きるために働いているのです。
24時間炭鉱が休むことはありません。
3交代。
気温35度、湿度80%の海の底の地下。
命を懸けた現場を、進平は
しっかりまとめているようです。

場面変わって、いづみの家の食卓。
一流レストランと一般の上流の家が
合体したのかと思わせるようなダイニング。

そこで食事をするのは、
いづみと息子の和馬、
和馬の息子の星也。

??いったいいづみは何歳なの?
和馬の設定は、50代半ばから後半とみるのが
だどうなように思われます。
すると、いづみは80歳を超えている?
超若い…
いづみがリナだとすると、年数的には、
もう少し上の年齢になるのかな..
リナはいづみではないのか..

いづみの孫、星也が少し気になる
質問を投げかけます。
「ねえ、おばあちゃんって、長崎に住んでるの?」
日帰りで行ったの?

どうゆうこと?
そこに一緒に住んではいないの?
あるいは、お金持ちなので、
長崎にも家くらい持っているのではとの
推測から出た質問?

黙って質問には答えないいづみ。
応えたくなさそうです。

「友達に会いに行ったの?」
「ちゃんぽん食べに行ったの]

「若い男の人といったの。
再婚するの」(笑)

玲央のお店のシーン。
同僚と語る玲央。
いづみの話をしています。
同僚はいづみから少し話を聞いていたようです。
「玲央にめっちゃ似てるんだって。
おばあちゃんが忘れられない人に」

鉄平のことが忘れられない女性といえば、
食堂の朝子か..いや、やはり、
その後の展開から、リナにとって、
鉄平は忘れられない存在となるほどに、
関係を深めていくのか…まだ謎です

いづみの娘、鹿乃子と弟和馬が、
会社の中で、母いづみがホストに入れあげていると、
心配模様。
ホストの世界の厳しさを話しています。
つけで飲まれ、そのまま行方をくらます客もいるとか。
するとその飲み代は、ホスト自身が支払うと。

どうやら、玲央はその状況に陥りそうな気配。
…340万円がとんでしまいました。
いづみにすがるしかなさそう..

いづみにすがり、電話をする玲央。
いづみは、玲央に何かに気づいてほしい風。
いづみは切れ者です。
騙されてお金を払うタイプではありません。
明らかに玲央を導こうとしています。

「あなた逆らってみたら。
あなた人生で、本気で逆らってみたことある?」
玲央にとってはうざい一言だったのでしょう。
電話を切ってしまいます。

いづみにとって、
玲央にそっくりな男性、
つまりは、鉄平しかいないと思うのですが、
状況に逆らえなかったがゆえに、
ふたりが結ばれることは無かった..
そんな経験からの言葉なのでしょうか??

炭鉱社長がリナの勤め先の酒場に現れます。
社長の酒場での態度は、
あまり歓迎できるものではありません。
リナは嫌がらせを受けます。
リナは、逆らいます!
コップの水を顔めがけ。
たまらず退散する社長。
そう。リナは逆らうことができる人だった。
でも、涙を流しています。

鉄平の大学時代が映し出されます。
端島の出身をいうことを
見下されているのか..
鉄平たちにとって、端島は誇り高き島。

悪態にも物申せなかった、
鷹羽鉱業幹部辰雄(沢村一樹)の場面に映り、
「逆らえなかった」ことを
息子が指摘します。
辰雄のくちから信じられない一言が。
「たかが端島だろ」

逆らえなかった人たちが、
リナの周りにはたくさんいます。
いったい、どの逆らえなかった人が、
リナとの関係を深めていくのか..

そんなころ、
職員クラブの女性がクビになったと、
うわさが走ります。
島を出ていく支度を整えたリナ。
和尚とあいさつを交わします。
「あなたを信じてよりどころにします」
お釈迦様に頼る言葉でしょうか。
和尚はそんな言葉をリナに差し出し、
また戻っておいでとやさしく語ります。

心動かされたようなリナ。

そこにすれ違いでやってきた鉄平。
そこで、リナが端島音頭を毎日
練習していたことを和尚から聞かされます。

鉄平はリナを追いかけます。
島民を集めるよう、皆に声をかけます。
リナを見つけ出し、語る鉄平とリナ。

「いっつもそう。
やっと見つけたと思った場所..
うまくいかなくて。
でも、根っこが切れた海藻のように
ただよって。ながされて。てんてんと。
良くしてくれてありがとう。」

いづみにも当てはまりそうなその言葉。
りなはやはり、いづみなのか?

「くやしくないか?」
「俺は悔しかった」
端島出身を見下された過去を思い出し、
俺は悔しかったと。

誰かに決めつけられることへの
くやしさ
「リナさん、人生変えたくないか。
ここから変えたくないか」

飲みすぎてつぶれ、
道に転がる鉄平に
歩み寄り、声をかけるいづみ
「人生変えたくないか?
ここから変えたくないか?」

端島では、鉄平が、
階段下の広場に集まるよう声をかけます。
幼なじみみんなが協力して声をかけます。
いったい何が..

階段を着物姿に替えた
リナが下りてきます。
そして、歌います。

「沖のなー、
沖の三ツ瀬の~朝霧晴れてヨー….」
心にしみわたる歌声に、
広場を埋め尽くした島民が、
嬉しそうに聞き入ります。
そして、盆踊りさながらに、
手拍子が起こります。
昨晩の失礼な社長も、だれも、かれもが、
聞きほれている
島が一つにまとまった時間が流れます

あの社長も、リナに一礼して去ります。
炭鉱の町に尊い光があることを、
今そこにいる誰もが認識し、
そこに再び誇りや希望を見出した。
そんな瞬間だったように思えます。

時同じくして、
炭鉱の中に取り残され、絶望視されていた
新入りの炭鉱夫。
まだ炭鉱の何たるかがわからない彼は、
今一人、炭鉱の中で命の危険にさらされ、
それに気づいた炭鉱夫一同が、
再び炭鉱に入り捜索しています。
そして、奇跡的に無事見つけ出すことができました。
リナの歌を聞けなかった炭鉱夫も
地下で今、一つになろうとしています。

「練習のいっちょんたらんかった」
「おお、福岡の人?」
「うん、塚ガールじゃないんよ。
進駐軍のクラブでうたっとった。
がっかりしよっちゃろ」
「よかさ!かっこよかった」

「端島へようこそ」
ふたりの時間が重なり合った。
そんなときが流れた瞬間でした。

いづみが語るナレーション
海に浮かぶあの島は、
私たちの大切なふるさと
(多くの夢がかなった端島)
あの島は、いとしい人々は、
もういない

….ていうか、
いづみさん何者なのと、
酔ってつぶれた玲央が尋ねる
ねえなんだっけ、あの、昔の、
端島、端島にいたんでしょ?
「ねえ、何してたの?」

そこに差し込まれる、
百合子(土屋太鳳さん)とお母さん。
弟さんが亡くなっているのか。
祭壇の遺影。
それをみて、首元のネックレスに手をやる
百合子。
ネックレスは同じではないが、
今、玲央の前で、
いづみが同じようにネックれるに手をやるしぐさ

いづみは百合子?
いや、それはない。
鉄平がささやいた言葉。
「人生変えたくないか?ここから変えたくないか?」は
リナに向けて発した言葉。

いったいいづみは誰?!
でも百合子の名字がまだ明かされていないような..

執拗に尋ねる玲央
「ねえねえ、いづみさんって、何者なの?」
「(微笑み)なぞのおばちゃん。
コードネーム いづみ」
「ははは、だっる」

(予告)
「いづみさんの忘れられない人って誰?」
「あれは何角関係だろう…」
「あきらめがつくでしょ。脈ないって」

百合子に鉄平が
「俺百合子が好きだったよ」と。
百合子はそれに気づかず、
朝子に気を使い、鉄平のことを想っていたにもかかわらず、
賢将と仲を深めていったのか?

ほんとに、何各関係なんだろう。
いづみが一体誰なのか、
ますます、わからなくなってきました。

(第一話 地底の闇を切り開く 終わり)

海に眠るダイヤモンドrのキャスト一覧

役名俳優相関
荒木鉄平神木隆之介1955年端島 鷹羽鉱業 勤労課外勤
荒木進平斎藤工1955年端島 鷹羽鉱業 炭鉱夫 鉄平の兄
荒木一平國村隼1955年端島 鷹羽鉱業 炭鉱夫 鉄平の父
荒木ハル中島朋子1955年端島 一平の妻
(古賀)辰雄沢村一樹1955年端島 鷹羽鉱業 幹部職員
(古賀)賢将清水尋也1955年端島 辰雄の息子で鉄平の幼なじみ
朝子杉咲花1955年端島 鉄平の幼なじみで鉄平に思いを寄せる
百合子土屋太鳳1955年端島 鉄平の幼なじみ 鷹羽鉱業職員の娘
(草笛)リナ池田エライザ1955年端島 突然現れた謎の歌手と名乗る女性
寿美子山本未來1955年端島 百合子の母
和尚さだまさし1955年端島 島民の相談役
玲央神木隆之介2018年 ホストクラブ ホスト
いづみ宮本信子2018年 謎の婦人 
ライト西垣匠2018年 ホスト部 玲央の後輩ホスト
ミカエル内藤修一郎2018年 人気ホスト
アイリ安斉星来2018年 ミカエルの客
鹿乃子美保純2018年 IKEGAYA
雅彦宮下吐夢2018年 IKEGAYA
千景片岡凛2018年 可乃子の娘 医大生
和馬尾美としのり2018年 IKEGAYA
澤田酒向芳2018年 IKEGAYA
星也豆原一成2018年 和馬の息子
敬称略

海に眠るダイヤモンドの主要キャスト

鉄平役 神木隆之介さん

端島に生まれ端島で育った
明るくまっすぐな青年。
炭鉱院の家に生まれ、
長崎の大学を卒業後は、
炭鉱で働きたいと端島に戻るが
父親はそのことをよくは思わない。

賢将役 清水尋也さん

鷹羽鉱業幹部職員の息子で、
鉄平の幼なじみ。
子供のころからの親子関係には
恵まれなかったのか、
親子関係をうらやましく思う鉄平に
劣等感を抱いたりもする

朝子役 杉咲花さん

銀座食堂の看板娘。
決して裕福とは言えない家しっかり者として育つ。幼いころから鉄平のことが好きだが、思いを伝えられない。

リナ役 池田エライザさん

どこからか逃げるように
端島にやって来た謎の歌手
鉄平ら幼馴染の関係性を
変えていくことに

百合子役 土屋太鳳さん

鷹羽鉱業の職員の娘
一見自由奔放に生きているように
見えるが、過去の出来事から
コンプレックスを抱えている
幼馴染の朝子には意地悪な事を言って
衝突することも。

いじわるするのは、
わざとなのかも。
実は朝子が鉄平を想うのをしっていて、
そのことに気を使っている?

進平役 斎藤工さん

炭鉱員として働く鉄平の兄
哲平の相談にも乗る頼もしい兄だが
妻が亡くなった事を認められず
帰りを待ち続けている一平役 國村隼さん

玲央役 神木隆之介さん

Heaven’sJailのホスト。
夢も希望もやる気もなく、
抜け出せない日々の中で、
自分をすり減らしながら
生きている青年

いづみ役 宮本信子さん

謎の婦人。ホストの玲央に
声をかけ、突然長崎に連れていくなど、
謎多き行動で物語をかき回していく

一話でIKEGAYAで会社役員和馬(尾美としのりさん)の
母親であることが明かされる。
玲央のホストクラブを訪ね、
シャンパン代として手渡した札束の出所は、
彼女の社会的地位からきているものらしい。

海に眠るダイヤモンドのキャストの相関

鉄平 vs いづみ

時代を超えたその関係、
あったのかなかったのか、
まだはっきりはしていません

でも鉄平が端島で語った言葉、
それは、いづみの心に残っていたようです。
でも、それは、鉄平から直接聞いたものなのか..
様々な関係が交錯し…


いづみが70年の時を隔てて思いを寄せる、
その彼はおそらく鉄平に間違いない。
しかし、いづみが誰であるのかについては、
いまだに謎です

百合子 vs 鉄平

百合子の家はキリスト教徒の家と思われ
亡くなった百合子の弟と思われる、
遺影が飾られていた。

百合子は賢将と仲良くなるが、
第一話では、結婚にまで進展するのか
不透明。
もしかすると、百合子には、
本当は好きな誰かがいるの?

いづみが玲央を長崎に連れて行ったその時、
タクシーの中から、大きな十字架を擁する
建物の説明をしたが、
ただの観光名所として語る感じではなく、
キリスト教徒だったのか?と感じさせた。

もしかすると、百合子は鉄平のことが
好きだったのか。
朝子にいじわるっぽく接するのは、
朝子を気遣い、鉄平の前から
一歩引いた気遣いの裏返しなのか

何となく、百合子がキー(いづみ??)になっているような気がした
第一話でした

鉄平 vs 朝子

朝子の一方的な片思いが。
幼いころから続いているようです。
鉄平は高校、大学と、
島を離れているはずですから、
離れても思い続けていた朝子という
ことになりそうです。

鉄平が島に戻り、
きっと天にも昇るほどの
嬉しさだったと思うのですが、
謎の女性リナがあらわれることで、
朝子の恋はなかなか実りそうにもない
展開となるのでしょうね

しかし、鉄平はリナに惑わされ、
玲央はいづみに惑わされ。

普通に考えると、鉄平と玲央には
70年の時を隔てたつながりがあり、
リナといづみにも同様に何かのつながりが
あるんだろうなと考えたくなります。

或いは、謎めいた女性の影響で、
自分の行く先を深く考える機会を与えられた、
全く別で無関係な青年の姿を通して、
人との繋がりを感じるヒューマンドラマとして描かれたのか

令和の時代のいづみを演ずる
宮本信子さんは、このドラマの
キーワードのコードネームなるものが
あるといいます。

コードネームと軍艦島の関連を調べてみても、
何もヒットするものがありません。
でも、狭い島の中で、大勢の人が暮らすという
シチュエーションからは、コードネームなる響きが、
妙にマッチするようにおもうのですが、
どうなのでしょう。

もしかすると、コードネームなるものが、
令和の時代の玲央と軍艦島とのつながりを
証しするなにかだったりするのか..

ここに記述した相関の多くは、
私の妄想で、ドラマとして確かなことは、
朝子は鉄平を想い続けていた..
そのくらいしか現時点ではわかりません

玲央 vs いづみ

予告で告げられる相関としては、
玲央との出会いのきっかけは
ドラマを見てのお楽しみのようで、
明かされていないと思います。

おそらくその偶然の出会い、
或いは、いづみはもともと、
玲央の何かを知っていて
出会いを装ったか..

いづれかの出会いによって、
いづみは玲央とホストと客の関係を通して、
玲央を金銭的に支援する形になりそうです。

単に偶然出会ったホストが好みだったから、
さらに自分には有り余るお金があったから、
時間つぶしにその関係をつづけた..
という展開はよもやないでしょう。

すると、玲央に金銭で償いたい何かが、
過去の自分も関係するつながりの中に
あったのか。

これならドラマは成立しそうな気がするのですが、
どうでしょうか?

いづみ vs 和馬

和馬はいづみを介して、
玲央と知り合うことになります。
和馬はIKEGAYAの役員。

いづみは和馬の母親のようです。
(編集により訂正)

IKEGAYAがどれほどの会社か
わかりませんが、現役は退いている?
かに見えるいづみが持ち歩く
お金の量からすると、相当な会社のようです。
いづみが創業したのでしょうか?

海に眠るダイヤモンドに原作や軍艦島でのモデルは実在する?

海に眠るダイヤモンドに原作はなく、
完全オリジナルのドラマです。

脚本は野木亜紀子さん、監督塚原鮎子さん、
プロデューサーは新井順子さんが務めます。

このお三方は有名ドラマの
ヒットメーカーといわれ、
脚本家の野木亜紀子さんは
「逃げるは恥だが役に立つ(海野つない原作」
「アンナチュラル」
「MIU404」などを手掛け、
独自目線から生み出す緻密なストーリーと
コミカルな会話劇で描く社会派ドラマで、
多くのファンの心をつかんできたと
言われています。

原作はありませんが、野木亜紀子さんは、
現地にかなり深く入り込み、
徹底したインタビューをおこなって
おられたようです。

長崎新聞に、野木亜紀子さんの
取り組みが取り上げられていました。

ドラマ化するきっかけとなったのは、
当時、台風が来ると一切食料も
運んでこられなくなるなど、
当時の生活の話だけでも
ドラマになりそうと感じられたんだとか

確かに大変なことではあるのですが、
それでドラマ化まで思考が回るというのが、
さすがヒットメーカーといわれる脚本家さんです。

原作、登場人物のモデルそのものは
存在しないようですが、
緻密な取材に加え、ドラマスタッフさんは、
とにかく端島をいかに現代に再現するか
この点にとことんこだわったということですから、
相当見ごたえある映像がうつしだされるのでは
ないかと想像します

まとめ

さて、怪しげな婦人いづみ(宮本信子さん)は
当時軍艦島で働いていた誰かの子供
という設定ではないかとおもっているのですが、
どうなのでしょうか?

鉄平とリナの間に生まれた子供が
いづみであった..
そんな推測なのですが、安直でしょうか
年代的にはおおよそ一致するのではないかと
思うのですけども..

  • 海に眠るダイヤモンドのキャストは
    原作、モデルが存在しない中で、
    当時の端島を感じさせるにふさわしい、
    現代にありながら、
    昭和の雰囲気を演じきれる
    そんな素晴らしい俳優陣で
    かためられているように
    感じました
  • 海に眠るダイヤモンドに原作や
    軍艦島でのモデルは実在しませんが、
    当時の島の状況はつぶさに観察されており、
    当時を知る人にとっては、
    まさに現代に端島が蘇ったと
    感じさせるしあがりになっているのではと
    感じました

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます




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