ライオンの隠れ家7話で祥吾と橘家の相関が明らかに！家を継ぐための養子とは！？

こんにちは、Makoです。

ライオンの隠れ家、第7話、ライオンの辛かった過去が少しづつ明らかになってきましたね。今、ライオンが笑顔で笑っているシーンだけで泣けてきますね。

7話では祥吾のDVが明らかになり、愛生とライオンが何から逃れようとしていたのかが明確になった反面、橘祥吾の背後に暗躍する人影や事件性の匂わせがさらに強くなり、ますます気になりだしたかたも多かったのではないでしょうか？

今日は、7話で示された橘祥吾に関する伏線の考察をすすめてみたいとおもいます。

橘祥吾が「悪」という線が確定的に描かれましたが、いや、まだ、単なる「悪」にはとどまらないという読みが成り立つかどうか考察を行います。

ライオンの隠れ家7話あらすじ　明かされた祥吾と橘家の相関

橘祥吾、愛生との出会いから間もなく、自分は「家を継ぐために利用された養子」であると明かしていました。橘家の次男でありながら、たちばな都市建設の要職につけない理由と言って差し支えのない事実でしょう。

一方、洸人、美路人にとっての「小森家に住み続けるという変わらない日常」は、いよいよ大変革の時を迎えます。姉の子、ライオンを守るため、洸人は3人で旅に出る決断をします。3人は祥吾やマスコミの目から逃れるため、貞本の力を借りて佐渡島の別荘に身を隠します。

しかし、そこでの暮らしも長いものにはならないようです。これからは、小森家の助けになるであろう楓を介して、姉愛生へのコンタクトへと物語はつながっていきます。執拗にライオンを追いかける祥吾の過去も、少しづつ明らかになってきました。

記者の楓（桜井ユキ）が突然、小森家にやって来た。楓は、愛生（尾野真千子）が殺したと供述している息子が本当はここにいるのではないかと洸人（柳楽優弥）を問い詰める。

その場はなんとかやり過ごした洸人だが、小森家やライオン（佐藤大空）の存在がメディアに知られるのは時間の問題と思われた。

一方、愛生が息子の愁人（＝ライオン）を手にかけるはずがないと確信している祥吾（向井理）は、愁人の写真や身体的特徴をメディアに公開して情報提供を広く呼び掛けていた。

八方ふさがりの中、ライオンを守ることを最優先しようと考える洸人。美央（齋藤飛鳥）や貞本（岡崎体育）の力を借り、美路人（坂東龍汰）とライオンの３人で離れた場所に身を寄せる決心をする。

美路人たちには旅行と称して住み慣れた家から離れることを決めるが…。同じ頃、祥吾が小森家に向かっていて――。

引用元：TBSライオンの隠れ家公式ホームページ
https://www.tbs.co.jp/lionnokakurega_tbs/story/ep7.html

そして、

”家を継ぐために養子”とはどういう意味？

7話で橘祥吾と愛生が出会った頃のシーンが描かれます。祥吾は、こう言います。「実は僕養子なんです。あの家を継ぐために利用されただけで…」

養子に迎えられるといえば、ドラマでもアニメでも、よくあるパターンというのは、身寄りが亡くなってしまった幼い子を、裕福な家庭が養子として迎え入れるという場面が思い出されます。

では、目的は？というと、もともとの祥吾の家は相当な財産を持っていたとかなければ「利用される」ということはないですよね。その財産を橘家は狙ったということになるのでしょうか？

もしそんなことだとすると、祥吾のもとの親は、どのようにしていなくなってしまったのか？橘家、相当の悪だくみをする家というイメージがいやおうなしにでてきますね。

それに、もうドラマの中では、橘家が相当な悪である布石は打たれていますね。リニアに関わる地上げ、祥吾や亀ケ谷の周りで暗躍する樺島。

祥吾は、もしかすると、悪だくみをする橘家に翻弄された家の子で、今もその災厄から逃れられずにいるという役どころも成り立つ背景のように感じられます。

ライオンの隠れ家の橘祥吾は、なぜライオンを追い続ける？

悪だくみを続ける橘家に、祥吾自身もうんざりしながら、しかしそれでもそこから逃れることはできず、ずっと過ごしていると考えてみるとどうでしょうか？

愛生は祥吾と出会ったときに、「私も家族って思える人、いなかったから」と愛生はいいました。この言葉に嘘はないはずで、しかし、祥吾は愛生が写真を隠し持っていたことに対して「わざわざ隠してた」と恨みを募らせます。

普通に考えれば、そこまで恨み募らせるような話かと思うのですが、「同じ状況」にとてつもない共感を覚えた祥吾にとっては、「全く一緒ではなかった」愛生の過去の家族関係は、「裏切り」と思えたのかもしれません。

しかしこれは、恨みを持ったとしても愛生にむけられるべきもの。なぜ、祥吾の怒りはDVとして愁人（ライオン）にむけられたのか？ここは単に、抵抗することのできない弱いものにむけられたとみるべきなのでしょうか？

それでも、目の前から去ってしまった人を追いかけまくるというのは尋常ではありません。そこまで執拗に追い続けるには何か理由があるのでしょうか？

もしかすると、何か事件の秘密をライオンが知っている？ちょっと飛躍しすぎかなと思いつつも、亀ヶ谷の元秘書が変わり果てた姿で発見されるなど、『亀ケ谷ー橘家』ラインにはかなり危ない気配がただよいます。

DVの原因とは直接関係しないところで、もしかすると、ライオンは祥吾の何か秘密を見てしまっており、自分の管理下に置くことが必要となっているのではないかと感じさせます。

ライオンの隠れ家で向井理さん語るコメントから橘祥吾の今後を推察

ライオンの隠れ家が放映される前、向井理さんは橘祥吾の役を演じるにあたってこんなことを言われていました。「私が演じる役は果たして誰かを支えているのか。支えてあげられていれば、という思いは純粋です。」

今のところ、祥吾は、橘家に対しては「自分は利用されただけ」という思いを抱いているだけで、誰かを支えているという言葉につながる言動は見当たりません。

でも、「支えてあげられていれば」という思いは純粋ですとまで語られていますから、祥吾にも、誰かの役に立っていたいという感情がどこかにあり、それは、いつか画面の中でも表現されるときがくるのではないかと思うのです。

今は、単に、自分の息子にDVを行うという役柄しか見えてきませんが、どこかにそうなってしまった原因というのが描かれるのではないでしょうか。だからと言って、DVが正当化されるような要素が微塵でも含まれてしまえば、TVドラマとしては成り立たないのでしょうし、あり得るとしたら、心の奥底を見つめる機会がこの後発生して、心を見つけた結果、過去に自分が過ち（DV）を犯してしまった事を悔いるというような展開でしょうか。

そう考えると、思い出されるのは、牧村美央（齋藤飛鳥さん）がかつて言っていた、DVを受けている子供が、親のことをかばったり、会いたいと言ったりすることがあるというようなことを言われていたと思います。

ここまで、ライオンは父親のことをもちろん語っていませんが、父親のことを悪く思ったり感じているというそぶりも見せていないと思うのです。もちろん、今は、「とても怖い存在」になっていると思うのですが、でも、心の奥底には、父を憎んでいない部分があるのかもしれません。

そんなことから、たちばな都市建設と亀ケ谷議員は裁かれる対象となり、橘祥吾はDVを行った過去を悔い改めようとするという展開もあり得るのではないでしょうか？

ライオンの隠れ家7話で橘家と祥吾の相関が明らかに！家を継ぐための養子とは！？のまとめ

ライオンの隠れ家7話では、祥吾がDVを行っていたこと、そして、愛生が止めようとする努力もむなしく愁人が祥吾の部屋に連れていかれてしまうところが描かれました。そして、祥吾と橘家の相関として「養子」という事実も明らかになりました。

現在の橘家は、祥吾のもとの家の何かを「継ぐ」ために祥吾を利用しました。文字通り、橘家が、「養子縁組」を利用したのであれば、相当な悪を感じさせます。祥吾のDVはいかなる理由に寄ろうともあってはならないことですが、祥吾の周りがあまりに闇に包まれているので、もしかするとこの後、祥吾回心に至るというような展開も、幾分かは可能性があるのではないかとみています。（俳優さんや子役さんがあまりに良すぎて、何とか全員丸く収まってほしい！なとど変な感情が湧き上がってきます）

今日も最後までご覧いただいて、ありがとうございます。