こんにちは、Makoです!
愛生の消息が気になって仕方のない
第3話エンディング。
『伏線や謎がたっぷりで、全部振り返ってみたいけど時間ないし..』と感じる今日この頃..
特にミステリーの謎を解くカギが、
第一話からちりばめられているようで、
一度怪しげなシーンをレビューしたくなりますよね。
そこで今回は、ドラマの中盤に向けて、
流れを振り返りたいけど時間が..
という方向けに、謎に関連してそうなポイントを予測してわかりやすく拾い出してみました
- ドラマのポイントや伏線を振り返っておきたい方
- ポイントから展開の予測をしたい方
第3話までのミステリーパートでは、
次の二点に関心が集まっていますね
祥吾はDVをしているのか?
愛生の消息は?
俳優陣の演技力が際立ちます。
無言で伝わる何かを見落とさない事も
このドラマを楽しむ秘訣ですね。
最後まで読み進めていただくと、
伏線になるシーンを漏らさず、
一段と面白さが増すはずです。
それでは、どうぞ!
この記事はネタバレを含みますのでご注意ください
ライオンの隠れ家の謎のポイントを見逃さないための相関予測
愛生はライオンの母親に違いないと
思うのです。
何らかの事情で、何者かのもとから
ライオンと共に逃げ出す必要が生じたのです。
今のところその理由の推測は難しいです。
愛生とライオンがその何者かとの関係から逃れるために協力している存在がいます。
そのうちの一人がX(岡山天音さん)で、プロの逃がし屋ではないかと思うのです。
祥吾は愛生とライオンを何者かから
救い出そうとしている協力者ではないかと予想しています。
結婚という形まで取りながら協力する姿勢は並のものではありません
そして愛生は、その両者と今も、
コンタクトを取り続けています。
以上の妄想的想像に至る客観的事実を
以下に提示していきます。
ライオンの隠れ家の謎 橘祥吾に関わる客観的事実と推測
事実1 何としても警察沙汰にしようとした。それはなぜ?
祥吾(向井理さん)は愛生と愁人(=ライオンと推測)を
ある関係から救い出すために、
死亡したと思い込ませる必要があり、
警察とメディアを利用しようとしたのではないでしょうか
確証はないのですが、愛生と愁人を
救い出すために、二人は亡くなったと
思わせることが必要だったのでは
ないでしょうか?
警察が関与することで事件とみなされ、はじめてマスコミに取り上げられるという筋書きです。
祥吾は誰かによって作成された、
救出作戦の筋書きを忠実に実行しようと
していたのではないでしょうか
事実2 クリーニング店にパートの愛生を迎えに来ていた男性がいる。それは祥吾なのか?
迎えにきていた男性は祥吾ではない
可能性もある
祥吾は休日も働かされるほどの状況、
更にクラブの常連客。その状況と
保育園に迎えに行く光景はつり合いが
とれないように感じるのです。
ただ、この点だけでは、
まだ祥吾が迎えに来ていた可能性を
全否定することはできないですね。
事実3 洸人が祥吾の家を見た時、愛生とライオンがここに住んでいた気がしないと感じた。それはなぜ?
庭に置かれている子供用滑り台等、
ライオンの社交的性格からすると、
そこでこじんまりと遊ぶ姿は
想像しにくいのでないでしょうか。
愛生が一家の主婦として、それを
見守りながら平穏に暮らす風景も
似合わない光景のように思います
事実4 川で子供の帽子が発見されたとき、祥吾がその帽子は愁人(ライオン)のものではないと言った。それはなぜ?
祥吾は、筋書きにそった別れの瞬間まで
しっかりと二人に関わっていたのではないでしょうか。
当然服装も筋書きの中で定められていたと思うのです。
発見されるべき衣服は、
血痕のあった衣服を含め、
あらかじめ仕込まれていた
のではないかと感じるのです
事実5 祥吾だけ身内の中で役職につけない。それはなぜ?
祥吾はビジネスのために暗躍できる
橘家の多くの人と異なり、
善良な心を持ち合わせているせいではないかと
思うのです。
リニア関連で祥吾を除く橘一家は、
暗躍していたことが予想されます。
祥吾は、警察に出向いたときには、
捜査を行うよう気を荒立てる気性を
装いましたが、本来はもっと
穏やかなのではないでしょうか?
リニアの土地関連説明会で、
記者に退席を要求したときの
フラットな態度、あれが本来の祥吾で、
それは橘家にはなじまなかったのかもしれません。
事実6 妻子が行方不明になっている状況でもクラブに出入りしていた。どんな背景ならそうできる?
妻子の無事を知っていたとしか
思えないのです。
顔の表情をよく見てみると、
実はそれほど悪だくみの顔を
していないようにも感じるのです。
ライオンの隠れ家の謎 橘愛生に関わる客観的事実と推測
事実1 靴を橋の上のそろえて置いていた。その必要はあったのか?
愛生と愁人(=ライオン推測)は亡くなったという筋書きですから、痕跡を残すことは必須だったと思うのです。
ここが筋書きの中心です。
事情は分かりませんが、
ぞの近くで誰かの遺体が発見
されてしまいます。
これは愛生が亡くなった?!と
どうしても考えてしまいそうなのですが、
そんなはずはないと予想させる事実は
いくつもあります。
事実2 小森家に腹違いの姉として引き取られた。なぜ奥さんはあれほど親切だった?
洸人の異母兄弟というのは偽りではないかと思うのです。
父親が父親のように感じられないのです。
どこか知り合いの子の窮地を放っておけず、
引き取った風に感じられるのです。
最後の堤防から去ったあと、
小森家との関係は自然消滅したのでは?
血のつながりを感じないのです。
ご主人の実の娘ではないということから、
洸人の母は愛生に対して、変な嫉妬心を
抱くことなく接することができたのではないかと
思うのです。
事実3 保育園では「若い男」との交際がうわさされた。それは浮気だったのか?
こちらは若い男性ということで、
Xとの接触を保育園関係者に
目撃されたものではないかと
思うのです。
少なくともライオンを小森家に
すまわさる算段をしながら、
愛生自身は死ななければならない
という筋書きはないと思うのです。
ライオンの隠れ家の謎 ライオンに関わる客観的事実と推測
事実1 ライオンは雨降る森の中、母に手を引かれ懸命に走った。目的がわかって走っていたのでは?
ライオンは母の手に引かれながら、
雨降りしきる中、森の中を走りました。
向かった先は、つり橋です。
もし、ネガティブな思いで息子の手を取り、
目的の場所に走っていたのだとすれば、
きっと子供の方は意味も分からず、
引っ張られるように走らされると
思うのです。
あの映像のライオンの姿が、
そういったものではなかったと思うのです。
あれは共に逃れようと懸命に走る姿ではないかと。
事実2 橋の上でライオンの首筋に母の手が伸びた。あの後あの手は?
あの手は、これから離れ離れになる
息子を慈しんで、肩口から
首元へ、そして頬に至るのではないかと
思いました。
映像的には、息子と二人、
この世に別れを告げようとしている
そんな仕草にも見えます。
でも、何かから懸命に逃れようとする姿
その姿は何としても幸せに生き抜くんだ
という決意を感じるのです。
森の中を走る姿でもそう感じます。
事実3 ライオンのぬいぐるみの中にマイクが仕込まれている。その目的は?
マイク、位置発信機の目的は
もちろんライオンをモニターする
ことです。
これはプロの逃がし屋としての、
サービスのようなものと思うのです。
依頼者である母、愛生にライオンの
無事を知らせ続けなければなりません。
そのため、内臓電池が切れるまで、
依頼者にはライオンの様子が
届けられるのではないかと予想しました
事実4 ひろとやみっくんと呼ぶのは愛生とともに過ごした証し?
橘愛生がライオンの母親であることを
示す証拠の一つだと思います。
洸人は美路人のことをみっくんと呼びます。
なのでそれを聞いたライオンは、
みっくんと呼びかけることができます。
でも、洸人を「ひろと」と呼び捨てにする人は
唯一寅じいがわずかに呼びかけただけ。
ライオンは学習能力がずば抜けて高そうなので、
そこで情報を得たとも言えますが、
愛生が何度も「ひろと」と口にしていた
可能性の方が高いような気がします
事実5 4話予告の女性遺体が発見されたことにショックを受けたが、それは勘違いではないか?
ライオンはテレビの報道を見て、
母が死んだかもと動揺したが、
それは全てを知らされていない
ことによる勘違いではないかと思うのです。
愛生とライオンにとって、二人ともが
無事に何かから逃れるためには、
死んだと思われるか完全に行方知れずに
ならなければならなかったと思うのです。
この秘密を完全に守るために、
ライオンは最低限のこと
「安全に暮らすためには母と別れなければならない」
それだけを知らされていたのかもしれません。
愛生が存在するとなったら、
洸人はそれをしりながら、
ライオンといつまでも過ごすことは
難しくなるでしょう
愛生の存在が公になったなら、
また危険が忍び寄ってくるかも
しれません。
愛生は形の上では死亡として、
メディア報道されなければならないのです。
ではなぜそこに別人の遺体があったのか?
これは完全にミステリーで推測できません。
一方ライオンの存在も、
愁人であると確認されてしまうと、
同じように危険が忍び寄る可能性が
あるのではないでしょうか。
もしかすると、愛生が小森家に
やってくる前の家族、人間関係に
起因している危険なのかもしれません
ライオンの隠れ家の謎 洸人のシーンに関わる客観的事実と推測
事実1 10時18分「返信ください」10時36分「ソフトクリームの広場で鐘のなる頃に」 18分の間に行われたことは?
この時、Xは愛生に指示を求めたに
違いないと思うのです。
Xは逃がし屋として愛生らの依頼を受け、
さらに、小森家にライオンを住まわせる
ためにライオンが愛生の子であると
洸人に信じ込ませる必要がありました。
そのため事前に情報はたくさん得ていた
とは思いますが、さすがに、この場所と
時間の指示は愛生本人でなければ思い
つかないと思うのです。
事実2 「16時までに最後の堤防に」は愛生抜きで出せる指示か?
この指示も、逃がし屋との事前打ち合わせ
で共有できるレベルの情報ではない
と思うのです
これも愛生がこの時点で生存
していることをうかがわせる
事実とはならないでしょうか?
余談ですが、ここで疑問が生じます。
堤防から自宅(?)に戻った美央の車に、
Xが歩み寄ります。
Xと美央の接触はこの時点と思わせる
展開でしょうか?
しかし、4時までに堤防という指示は、
車を使用することが前提となって
いると思われ、美央は既に関与している
と考えるべきなのか…
事実3 夕焼け公園でライオンを発見し、それ日以来姉からの連絡が途絶えたのはなぜ?
愛生が存在する限り、安全な小森家に
ライオンを住まわせ続けることが
難しくなってしまうのではないでしょうか?
愛生は死んでしまうというシナリオですから、
Xを通じた連絡は途絶えなければならない。
Xが洸人に連絡を続けていた目的は、
ライオンが愛生の子供であると確信させること
だけだったのだと思います。
そしてそれは完全に達成されたので、
愛生はそれ以降コンタクトしては
ならないのです。
それが、Xが描いた愛生とライオンが
何かから逃れるための約束ごとだったのかもしれません。
ライオンの隠れ家の謎 みっくんのシーンに関わる客観的事実と推測
事実1 ウミネコだって違う景色を見たい時がありますとみっくんは言った。何を伝えたかったのか。
みっくんは、小森家の幸せは型に
はめ込むことで得られると思いこむ洸人に、
そうではないということを伝えたかった
のかもしれません。
人と関わることは時に勇気が
必要だったりするのかもしれません。
でも、時に状況が許せば、
人は人との関わりを求めるのが自然だと
そんなことを洸人に伝えたかったのではないかと思いました。
事実2 そのプライドは安全ですか?とみっくんは尋ねた。みっくんは何を確認したかったのか?
子供のオスライオンは、
プライドから追い出されてしまう
そうです。
時に親ライオンから命を狙われることも。
小森家にやってきたライオンの
元のプライドには別の子ライオンが
いた可能性があるのでは?
つまり、橘祥吾の家は、
ライオンのもとのプライドでは
なかった可能性があるのではないでしょうか?
みっくんはライオンの背中に
あざを見つけた時、
元のプライドにはライオンが危険
にさらされる何かが存在していると
感じたのかもしれません
牧村美央に関わる客観的事実と疑問
事実1 車の窓越しにXとの接触があった。何を知らされた?
最後の堤防から車で帰宅。
その窓越しにXと接触するであろう
シーンが描かれました。
ドラマ内では、初めてXと接触する
シーンとして描かれていたと思います。
窓をノックされたときの表情は、
見知らぬ男性が寄ってきたことへの
驚きとも取れますし、
単に振り返るとそこに人影がみえて、
少し驚いた風にも見えます。
わたしは、後者で、
Xと美央は既にコンタクトは
あったのだと予想しているのですが、
その根拠は単にXが最後の堤防で
指定した時間が車での移動が前提と
なっていたと思われ、つまるところ、
美央と打ち合わせができていたとしか、
考えられないためです
ライオンの隠れ家の謎を読み解く事実!みっくんと洸人や愛生のまだ明かされぬ相関を予測のまとめ
- ライオンの隠れ家の謎のポイントを見逃さないための相関予測:愛生はライオンの母親で、何かから逃れなければならない。その協力者がXや祥吾、さらには美央であると予想しています。
- ライオンの隠れ家の謎を読み解くヒントとなる客観的事実が巧みに相当な数仕込まれているようです。名俳優の技量も手伝って、言葉に表現されない伏線も多数仕込まれているように感じます。これらをたどる楽しみはまさに一流ミステリーという感じです。
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