こんにちはMakoです。
8月17日、アナザースカイに山本耕史さんが出演です。
山本耕史さんが主演されるミュージカルRENT(レント)が全編英語と聞き、ミュージカルの字幕というものがどういうものか調べてみました。
すると、やはり、場所と内容で対応方法が異なるということがわかり、RENT(レント)の公演予定と場所も確認しました。
尚、以下の内容にはインターネット上で確認できるRENTの内容についてネタバレしている部分が含まれますのでご注意ください。
全編英語ミュージカルの日本語対応はいかに?
英語版のミュージカル日本公演では以下の対応が考えられるようです。
- 日本語翻訳機
ブロードウェイなどでは劇場窓口でレンタルの日本語翻訳機「Audio Translation」や「AudienR」などの貸し出しを行っており、英語が苦手でも同時進行でミュージカルを楽しめるようになっているようです。AudienRは、セリフ一つ一つが通訳されるわけではなく、同時進行で日本語での場面解説が聞けるというものです。また、翻訳が文字で表示されるもの、音声で流れるものなど複数種類あります。(実際使用された方の評価では、セリフと解説のタイムラグが多少あり、ストーリーをしっているのであれば、翻訳(解説)なしの方がより楽しめるかな..というようなコメントがみられました。ただ、ストーリーを知らない人にとってはとてもよさそうとの感想です。 - 字幕グラス
スマートグラス、字幕眼鏡などと呼ばれています。聴覚障がいの方、外国からの方をサポートできるようですが、対象作品が限定されているようです。今のところ全編英語のミュージカルRENTに対応した字幕グラスは見当たりませんでした - 字幕付き
舞台の端、或いは両端に縦型で電光表示されるタイプです。
山本耕史主演RENT(レント)は字幕対応? それとも翻訳機対応?
今回東急シアターオーブで上演されるRENTは字幕付き、舞台の片側もしくは両側に電光表示されるタイプのようです。字幕付きミュージカルをみられた方の一般的な反応からすると、先の翻訳機のコメントと類似しますが、ストーリーをご存じの方であれば、おそらく字幕に頼ることなく、舞台、俳優さんから発せられる何かを感じ取る方が集中しやすく楽しめるのではないかと思われます。常に字幕を追うというのは集中しにくかった等のコメントが見受けられますから、少しだけ予習していくなどというのがいいのかもしれません。
山本耕史主演RENT(レント)の公演予定は?
(東京公演)
2024年8月21日(水)~9月8日(日)
東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)
(大阪公演)
2024年9月11日(水)~9月15日(日)
SkyシアターMBS(JPタワー大阪6F)
本年4月ごろのネットコメントを見ると、2か所公演を残念に思う声がたくさん見受けられました。そうですよねえ。できればその他の地区でも開催していただけることを切望いたします。
山本耕史主演RENT(レント)の見どころは?
主演の山本耕史さんがインタビューで語られたのは「皆様に感じてもらうもの…それが一つの見どころ」といわれています。その一つとして、とてもいろんなタイプの方(おそらくいろいろなタイプの悩み、問題、生きがいなど)を多くの俳優が演じており、自分に似たタイプを見つけることができるんじゃないかといわれていました。確かに、wiki等で各登場人物の設定を見てみると、ちょうど1980~90年代ごろ、世の中で人々が苦闘してきた出来事が背景になっていたりして、大人たちが自分との共通点を見出しやすい物語が描かれているように感じました。愛と夢に生きる若者たちの姿が描かれています。RENTの作詞、作曲、脚本を行ったジョナサン・ラーソンは実はこのミュージカルを完成させ初演前夜、1996年に急逝してしまいました。体に不調があり、2度ほど病院に行ったものの原因を見落とされてしまい、適切な処置を受けることができず、自宅キッチンで倒れお亡くなりになられたと伝えられます。この悲報にキャストたちは舞台で追悼の意を厳かに表現していたそうですが、心の高まりを抑えきれなくなったキャストは皆踊りだし、エンディングまでその興奮はつづきました。観客から「Thank you Jonathan Larson」と発せられ万雷の拍手とともにラーソンは見送られたようです。
実は、wikiには、今もその一句”Thank you Jonathan Larson”がカーテンコールでスライド投影されるとあります。
若者たちの葛藤、幸せを探究する日常、だれにとっても永遠の課題として今も歩み続ける旅路のワンシーンですから、誰にとっても共感できる内容になっているのだと思います。そして、人々が抱える苦労、悩みは、決して一人だけのものではない。そのようなことがこのミュージカルで伝えられ、その共有する機会を与えてくれたラーソンに今でも多くの感謝がささげられているからそれを見たものにもその気持ちが伝わり、30年近くにもわたり演じつつけられているのだと思います。
ミュージカル英語字幕と山本耕史主演RENT(レント)についてのまとめ
- 全編英語ミュージカルの日本語対応としては、日本語翻訳機、字幕グラス、字幕付きの公演あたりが考えられます。今回の東京、大阪2か所公演のRENTに関しては、字幕付きの対応となっています
- 山本耕史主演RENT(レント)の公演予定は東京2024年8月21日(水)~9月8日(日)、大阪 2024年9月11日(水)~9月15日(日)の2か所のみでの講演となっています。
- 山本耕史主演RENT(レント)の見どころは山本耕史さんも言われているようにとにかく舞台から見える何か、舞台から伝わる音、それを感じてほしいといわれます。もちろん言葉の数々は、人々が抱える日常の重たい出来事を乗り越え生きていく中で発せられるものですから興味はあります。しかし、このRENTは作者の思いであるとか、それを受け継いだ関係者の方々、また30年にわたりそれを見てきた人々の様々な思いがつたわってくるミュージカルになっているのだと思います。
山本耕史さんご自身、初演から28年の歳月ののちの再演です。ここにかける思いが伝わらないはずはないと思っています。
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