目黒蓮 ボクらの時代で海のはじまり秘話言及 結婚や父親の経験ないのに演技できた理由は?

ドラマ

9月8日はボクらの時代に出演された目黒蓮さんについてのご案内です。

海のはじまりの中で、海ちゃんと接する夏君(目黒蓮さん)の表情、雰囲気がなんて切なく、心に訴えかけてくるんだろうかと、シーンを思い出すだけでもついつい涙が出てこようとしてしまいます。

なぜ目黒蓮さんの演技が心に響きまくるのか、少しわかったような気がしたので、番組の中で語られたことを中心に、それをつづらせていただきます

目黒蓮が僕らの時代で語った「海のはじまり撮影を通して気づいたこと」

海のはじまりは、幾通りもある親と子のつながりのひとつの形を描いたドラマですが、目黒蓮さん、主題歌を書いた人気ミュージシャン back numberの清水依与吏さん、ドラマプロデューサーの村瀬健さんの3人が主題歌の歌詞について触れるところから始まります。

自分が父親になったら

目黒さんは、「自分が父親になったら、自分にもし子供ができたら..自分はこういう風にその子に接していってあげたいな」と、ドラマの演技、脚本に共感を覚えられたそうなんです。

だから夏が海ちゃんに接するシーンは、目黒さんご本人の想いが演技に出てきた部分といえるのです。

海ちゃんを見つめるまなざし、初めてのことに多少の戸惑いを見せるその表情。

きっと、そういった戸惑いは、実際、子供に伝わってしまうと思うのです。

目黒蓮さん演じる夏の海ちゃんと接する時のなんとも言えないあの表情。

言葉にならないあの表情。

思い返すだけで、こちらも切なくなってしまうあの表情。

それは、目黒蓮さんが、子供にはこんな風に接してあげたいという思いに支えられた、渾身の表情だと思うのです。

戸惑いを子供に見せてはいけない。

夏はきっと、そんな風に思っているのではないかと思うのです。

でも、初めてのことだからもちろん戸惑いはある。

それを隠しきることはできないけども、その分、渾身の力を込めて、顔、声、表情にやさしさをのせて子供に接しようとする、ひたむきな努力の結果が、何とも言えないあの表情だと思うのです。

そんなひたむきさがこちらに、ダイレクトに伝わってきてしまうので、そのシーンを思い返すだけで涙がこみあげてくる..そんな風に思うのです。

気づかないうちに自分の色に染めようとしてしまうこと

主題歌の歌詞に、3人ともかなりのこだわりがありました。

back numberの「新しい恋人たちに」。

3人が注目した歌詞はここです

真っ白な君の未来を真っ白なまま君が色を塗れるように..

気づかないうちに、自分が求めるこうなってほしいとか、たぶん、きづいてないけど、自分の色に染めてしまおうとしていることってあるなとおもってて..と語られています。

だから、歌詞のように、子供を親の色に染めてしまわないように大切に、そして、真っ白なところから、その子が自分で自分の色をのせていく…そんなことを大事にしてあげたいなと。

これには3人ともが共感を示されます。

仲間だとか、後輩に対しても、同じようなことがいえますねと..自分の美学だとか、自分がこれまでに培ってきた技術だとかそういったものを、押し付けるわけではないけど、それを見せることによって、自分の好みの方向に導こうとしたり..

例えば、自分の子供がいたとして、その子が成長して好きな人ができて、この人と付き合いたい、この人と結婚したいって、そんな日がやってきたときに、その子が好きになった相手をちゃんと信じてあげられたりだとか、「よかったね」とか幸せになるんだよとかそんな言葉を返してあげられる、そんな親になりたいなとか、目黒さんはじめ、皆さんがそんな風に語られています

目黒蓮がボクらの時代で語った、海のはじまりで自分としては経験したことのないことを演じ感じたこと

未体験のことを演じることにどう取り組んだか

自分が経験したことのないことを演じるとき 父であるとか、彼女、恋人、妻に対する時の愛しい眼だったりとか。

そんな時、こういう風になりたいって、なりたい自分に思いを巡らせるんですけど、その中には、「こういう風にしてほしかった」というのも含まれるといわれます。

海ちゃんに対する夏の姿勢。

これは、先ほどの、自分の子供が好きな人が出てきてそれを告げてきたとき、こんな風でいたいという、目黒さん本人の考え方と一致してるように思うのですが、どう思われますか?

はじめて、子供が自分の知らない人のことを「この人のことが好きです」と目の前に連れてきたとき、きっと大きな戸惑いを感じることになると思うのです。

でも、それでも、一番子供に伝えたいのは「祝福」なんです。

目黒さんは、子供を持つという経験をされたことが無いわけですが、あの、何とも言えない好演につながる思いというのは「未経験のことだから、戸惑いは隠せない。でも、精いっぱい、戸惑いではなく、祝福を、そして子供の想いを受け入れよう」そんなことを一生懸命に表現されたのではないかと思うのです。

silent(サイレント)の時とは違う、新しい目黒蓮

プロデューサーの村瀬健は語られます。

目黒さんがsilentの時と変わったと。

今回、目黒さんは、ドラマ関係者の家長とでも呼べるくらい、全体に、そして個人個人に目を気張り、気を配られているのがとても印象深く記憶に刻まれたようです。

silentから2年。

あれだけお忙しくされている方ですから、2年なんてものは瞬きする間もないほどにあっという間に過ぎ去ったと思うのですが、ドラマ制作というとんでもなくたくさんの人がかかわられる中で、家長とみなされるほどに精神的にたくましくなられたお姿は、ドラマを通してもほんとによく伝わってきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました