スカイキャッスル 木村文乃の性格悪いがなぜ?韓国版SKYあらすじとの違いは?【ネタバレ】

ドラマ

こんにちは。

今、木村文乃さん演じる南沢泉の性格が巷を賑わせていますね。

韓国原作では、自然派としての役どころのようなのですが、日本版は過去を隠したがる浅見紗英(松下奈緒)の気持ちもお構いなしの言動に対して、「やばい」やつという声が多数上がっています。

韓国版と日本版。その明らかな相違がどこから生じたのか、少し調べてみました。

最後までお読みいただくと、2話で違和感を感じた泉の性格について、「そうかも!」と思っていただけるかもしれません。

木村文乃スカイキャッスルで性格悪いがなぜ?

まず、韓国版は30話ほどもある連ドラになっています。

最近の日本のドラマは大体10話前後ですから、盛り込める情報量に差が出るのはしょうがないのかなと思います。

現在2話までで、木村文乃さん演じる南沢泉の性格が悪いといわれだしています。かたや韓国ドラマでは、泉の役どころは、イ・スイムという役名です。


韓国ブログなどで確認する限り、その性格は温かく穏やかなように描かれていたようですから、ここに明らかな差が出てきます。

ここまで明らかな差を設けなければならなかった背景は何なのか?

韓国の受験を取り巻くすさまじい世情は、日本のそれとは異なると以前から言われていました。

そして、その違いがある中で、このドラマが日本に受け入れられるのか?このようなことが何週間か前まで言われていました。
私は2話を見た時に、なるほど、韓国との受験を取り巻く環境の違いをここに持ってきたか!と感じました。

おそらく、日本の感覚からすると、人が嫌がることをしてはなりません。

なぜ、泉は、嫌がる紗英の過去に触れようとするの!と、泉の言動が理解しにくいものとなっています。

なぜ、このドラマの脚本は泉にそのような言動、やばい奴という雰囲気をださせたのでしょう?

それは、韓国では「子供が一流であるためには、親が一流でなければならない!」という背景がありそうです。

つまり、日本にはない感覚、親が過去に一流でなかったことがばれると、子供の一流への道が閉ざされる。

こんな緊迫感が韓国にはありそうなのです。

日本ももちろんそういった部分があるかもしれませんが、韓国のそれはものすごいレベルだということです。

その緊迫感が、もし泉がのんびりした性格で、何の嫌味もなければどういう展開になるでしょう。

韓国のイ・スイムという役は、その性格面で問題視された形跡があまり見当たらないところを見ると、イ・スイムの役柄で緊迫感を出す必要はなかったのかもしれません。

なぜなら、社会そのもの、全体が、「親が一流でないことがばれる=子供の不幸に直結する」という意識が全体に広がっているからではないかと思うのです。

それに比べると、日本の社会にはそれに対する全体意識がそこまで行っていませんから、誰かがその緊迫感を補わなければならない。

韓国社会の「やばい」感覚を、泉の性格の中に入れ込んだのではないでしょうか。

日本では、親の一流とはいいがたい何かが表に出たとしても、いろんな部分で同情的な力が働きやすいと思いませんか?

韓国に置いては、それは子供にとって、致命傷となってしまう危険性が、もしかすると高いという全体意識があるのかもしれません。

韓国版SKYあらすじとの違いは?

ここまでのところ、あらすじ自体に相違はかんじられないのです。

しかし、受験環境を取り巻く日本と韓国の相違から、その相違、つまり韓国の熾烈な受験環境がもたらす社会、家庭、学校の仕組みのゆがみ、そういったところから発生する緊張感をどこかに仕込まなければならなかった。

その一つが、南沢泉のキャラクター設定に出てきているのではないかとおもうのです。

表向きの設定は、韓国のそれと変わらず、素直で穏やかとしながらも、実際には緊迫感をあおらなければならないため、受け入れ可能な違和感ぎりぎりのところを責めているのではないかと。

韓国版イ・スイム(日本版南沢泉)のキャラクター設定は?

韓国版での青葉役はファン・ウジュですが、病気で母を失ってしまいます。

この時、仕事ばかりで母の世話ができなかった父に対する恨み、その後、その母の座を奪い取ったかに見えた後妻のイ・スイムを嫌っていました。

しかし、父とイ・スイムのその後の献身的な姿に心動かされ、和解し、とても幸せな家庭を気づくことになっていきます。

ここにも、木村文乃さん演じる泉のポジションを韓国版で演じていたイ・スイムの性格が悪いという設定はおそらくないなと予感させる背景がありました。

まとめ

  • 木村文乃スカイキャッスルで性格悪い理由は、韓国の受験を取り巻く環境が激烈すぎ、日本の環境とはギャップがあり、それを埋めるために、キャラクターの設定を少し変える必要があったためと推測。スカイキャッスルと韓国SKYキャッスル違いは文化的背景の違いによる緊迫感をどこに割り振るか。その一つが、泉の「やばい」性格になっているのではないでしょうか。
  • 韓国版SKYあらすじと日本版のあらすじに、2話までの展開では大差はなさそうです
  • 韓国版イ・スイム(日本版南沢泉)のキャラクター設定は、ここまで調べる限り、南沢泉のような「やばい」ところは見受けられません。

おそらく、韓国に住んでみないことには、その受験環境のすさまじさを実感することは難しいのかなと思うのですが、もし、ほんとうに、親が一流でなければ子の一流への道が絶たれてしまうなどということが、社会の一般認識になっているとしたら、それはとてもつらいことだと思います。

韓国に住む友人も、一般人ですが、誇張はあるものの誰もが理解できる、つまりある程度事実に即しているといいます。

そのような緊迫感を日本のドラマとして生み出すには、おそれくまだまだ仕掛けがあるのではないかと予想していますが、この先目が離せませんね。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今日も皆様にとって、よい一日となりますように

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