※2024年9月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年9月9日に再度公開しました。
こんにちは。Makoです。
9月2日は鶴瓶の家族に乾杯から、ゲストの吉瀬美智子さんと笑福亭鶴瓶さんが訪ねた岩手は盛岡の気になるスポットのご案内です。
南部鉄器の製品、かなり以前には、祖母の家で見かけた記憶があります。
何とも言えない風合い、それに聞くところによると、様々なよい特徴があるようにも聞きます。
今日はそんな南部鉄器に魅せられて、記事を書いてみることにいたしました。
鶴瓶の家族に乾杯盛岡ロケ地情報
9月2日放送で番組冒頭、吉瀬美智子さんがロケバスから降り立ち、子供たちに声をかけたのが、盛岡市鉈屋町。
私たちにとっては憧れの吉瀬美智子さんも、小学生にとっては「誰?」という扱いになってしまうんですけども、そういったやり取りを、ごく自然に受け入れる吉瀬さんのお陰でなんともほほえましい光景です。
吉瀬さん、子供たちに「井戸探してるんだけど..」と情報を求めます。
何か下調べしてこられたんですね。なんかいい井戸があるのかしら..
画面は代わって鶴瓶さん。
吉瀬さんと距離を置くこと200mくらいでしょうか、原敬墓所あたりで吉瀬さんを探しています。二人が出会えたのは、祇陀寺の向かいにある青龍水と呼ばれる天然の地下水が汲める場所。
冷たい水が湧いてるみたい。
そこから600mほど離れた佐藤氷店を目指します。
気温は30℃超えています。
鶴瓶さんの首筋あたりにも直射日光が容赦なく差し込みます。
でも、ここ盛岡を今回のロケ地として選んだのはゲストの吉瀬さん。
鶴瓶さんのことも考えて、涼しい場所を求めて.. そしたら「暑いのよね~笑」とスタジオで振り返ります。
そんな真夏の暑さもあって、お目当ては、通りすがりの若いご夫婦おすすめのかき氷店。
肴町アーケードの近く。
明治から続いている氷やさん。佐藤氷店。結局ロケバスで移動(笑)。直線600mありますから。
ようやく到着です。
現在は4代目のご主人がやっていらっしゃいます。
今テイクアウトだけなんですって。お値段がまたお安い!
氷屋さんのかき氷、期待持てます。
師匠「めちゃめちゃうまいよ。氷が違います」
ご主人「氷屋です」
….何となくひとりくすりと笑ってしまういち視聴者のわたくしをよそに、ひたすら氷を楽しむ吉瀬さんと鶴瓶さん。
いや、氷のふわふわ感、画面越しにもよく伝わります。師匠小豆ミルクに吉瀬さん宇治金時ともうこれ絶対おいしい奴やんって、今どきの方なら言うところですね。
…ふと思ったのですが、あれで..あの値段、安すぎない!?
自家製だっていうんですから..小豆がまたおいしいと鶴瓶さん。
あずきも自家製なのかしら..とかちょっと?も残しながら、いつか訪れて確かめてみたいお店です。
92歳の3代目ご主人がご案内くださり、南部鉄器のお店、鈴木主善堂さんから鈴木盛久工房さんへと続きます。
ロケで特別に工房の見学をさせていただけそうなのですが、お昼になったため、さきに東家さんでわんこそばをいただくことになりました。直線距離で200mほどの移動です。
わんこそば、出てきたお膳をみると、各種の薬味にあれは、マグロのお刺身?わんこそば経験のないわたしは、ひたすらに差し出されるおそばをかきこみ食べるものだと思っていたのですけども、こんなに薬味だとか、小鉢みたいなのが多いんですけど、いつ入れるんだろう…そんなゆとりはあるのかな??とか、ここでも頭の中にいろんな?(はてな)がでてきます。
これも確かめに行くしかないですね。(ちなみにロケは7月17日とテロップ流れました。ロケから1.5カ月もたっちゃうのですね)
ここで鶴瓶さん、吉瀬さんお別れです。
お二人の訪問先とは別に番組ロケ地からの情報です。
盛岡市は「ニューヨークタイムズ」で2023年に行くべき52か所に選ばれたということで、「宝石のようなスポットがある街」として人気を博しているそうなんです。
そんな中で盛岡のジャズ喫茶 『盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー』は『Johnny’s』として掲載されたそうです。
さらに、駅前商店街材木町よ市(よいち)。
毎週土曜日の路上マーケットは4月~11月に催されていて人気です。
歩く観光客が手に手にビールなどもちながら、会心の笑顔です。
みんな笑ってる.. あーっここのビアパブなるものでビールが調達できるのね。そりゃあいいわ
盛岡さんさ踊りではまさに老若男女が踊りと沿道埋め尽くして楽しんでる。
家族に乾杯はたいてい笑顔があふれる番組ですけど、こんだけ笑顔だらけになる放送回もめずらしいのでは?
さて、鈴木盛久工房さんに戻ってまいりました。
鶴瓶の家族に乾杯盛岡ロケ地になった南部鉄器のお店
鈴木盛久工房さん、ウェブページを拝見しますと、もうそのページだけで由緒正しきお家柄が伝わってまいります。
番組にもお出になられていた、15代鈴木盛久さんは、女性で初めて鈴木盛久の名前を襲名されたそうです。
番組には15代の息子さんにあたられる代表鈴木成朗さん(16代)もご出演になられ色々説明をしてくださっていました。
お店に展示されている作品、それに写真、お店自体の雰囲気が、何とも言えず良いではないですか。棚ひとつの質感までが、とってもいい感じに伝わってきます。
番組の中で、「漆とかつかうし..」のようなご発言があったのですが、鉄の製品に漆が使われるの??と興味がわき、調べてみた次第です。
ウェブページをご覧になられるとお感じになられると思うのですが、南部鉄器、何とも言えない表面のつや、光沢、微妙な模様、何という風合いでしょう。
これで沸かした湯で飲むお茶はホントに格別ではなかろうかと、その鉄器が持つパフォーマンスを画面越しにも感じてしまいます。
これはまさに実用品でありながらも芸術作品ですよね。
実際、かたから取り出すまで、ちゃんと出来上がっているのか熟練の作家さんでもわからならしく、取り出す瞬間は今でも緊張なされるんだそうです。
さて、一方の鶴瓶さん、鈴木盛久工房さんから約300mほど離れたところに移動です。
『Bar Endô 酒と料理の店 エンドウ』さんのご主人が鶴瓶さんの目にとまります。
とても感じのいいご主人に、お店の中のテーブルが私の目にとまります。
やっぱり、岩手は優れた木材の調達性がいいんでしょうか?
とってもいい質感の木製家具が魅了してきます。
近くなら長居してみたい..そんなお店とご主人の雰囲気がつたわってきました
岩手盛岡の南部鉄器の特徴は?
そんな芸術品が持つ一般的なパフォーマンス、特徴というのはどういったものなのでしょうか。
インターネットで確認できる情報によりますと、まず第一に、南部鉄器というのは、職人技で生み出すことができる製品ということです。
番組でも紹介されていた木型と呼ばれるものを使用して、砂で鋳型を作るところから始まります。その型を利用して溶解した鋳鉄を流し込むわけですが、よくまあ均一な肉厚を持った製品が出来上がるもんだと、説明を読んでいても、そんなことできるかしら..と思うような工程です。
この段階から既に芸術作品が要求する工程が始まっているようです。
錆を防ぐ工程として窯焼き、さらに漆塗り、着色といった工程が入るそうです。
ここに出てくる窯焼きの工程が独特で、鉄瓶を炭火に入れて数十分程から焼するそうなのですが、その際、炭の中に埋もれるような状態で焼くんだそうです。
そうすることで、密着性の高い皮膜が生成され、それが錆に対するバリアとして働くようです。
その後、漆塗りの工程を経て着色を行います。
それらの工程によって、渋みのある風合いが得られるといいます。
我が家には今のところ南部鉄器の調理器具はないのですが、鍋は、ステンレスながらもかなりの肉厚のものを使用しています。
妻の言葉を借りると、この肉厚がゆえにその鍋が持つ熱容量というのが、様々な調理にとても役に立つんだそうです。
この南部鉄器もそういった長所が気に入られ、プロの料理人に愛用される調理器具となっているようです。
9月9日放映分
『Bar Endô 酒と料理の店 エンドウ』のご主人からの紹介がでました。
鶴瓶さんの「いちばん古い喫茶店は?」に対して「面白いお店なら..」ということで、自家焙煎珈琲が飲めるお店 漸進社さんにご一緒いただきました。
エンドウさんからは50mほどの距離。鶴瓶さん、さすがの引きの強さです。
番組の意図をいち早く察知しようとするご主人鈴木さん、とてもお察しのいいマスターさんです。この流れで..次はTシャツ屋さんがよかろうと(笑)..よくわかる流れです(笑)。
鶴瓶さんがお求めになられた、能登震災支援のチャリティTシャツつくっていらっしゃって、番組内でちらっと見えてしまったキナリノモールさんというところでオーダーできるようです。
ただ、お一人で製造されているということで、お忙しいとも言われていましたし、ここに紹介してもよかったかな…と少し思うのですけども、納期にお時間かかられるようでしたら、そこは温かく見守ってあげていただければ幸いです。
つづいて、盛岡第一高等学校。応援団が有名で..と、当初から目的地に入っていたのかな。
出迎えてくれたのは、機転の利く、陸上部の皆さん。
若いのにしっかりしてる。
応援団の皆さんも集まってくれました。少しはにかみながらも、そこは応援団。きりっとした表情もりりしい。
校歌一番斉唱のあと、鶴瓶さんにエール送ってもいいですかと、何とも礼儀正しい。
集まった生徒さんみんな歌ってくれてます。
見てる私も、鶴瓶さんも、こみあげるものがあります。若い方のエール、心に響きます。
一方の吉瀬さん、人を求めて彷徨いつづけ、ようやくようやく、汗だくになりながら、勝手にふじ(リンゴ)の果樹園の中に入り込み、休憩中のご夫婦にたどりつきます。
「しりあいで、ご飯御呼ばれしてもいいような。。。図々しいよね。。」って、ダメ元チャレンジする吉瀬さん。
でも、やっぱりそんな都合よくはいかないですよね。
ひきつづき、粘りのチャレンジが続きます。
そこで紹介をうけた「じゃじゃめん」。じゃじゃ麺って何?ってところからさまよいの旅は続きます。
スーパーでは「逃げないで!」っと若い女性を追いかけ、そうこうしているうちに、スーパーの店長さんがご親切にも、じゃじゃ麺を作ってくださるご家庭を紹介してくださり..けど、なかなか思うように進まず「吉瀬美智子が自宅にうかがうなんて。。」とご自分で言い出す始末(笑)。
でも、ものすごい交渉上手。
ついに、自力で交渉成立。
台所でなんやかんやといいながら、吉瀬さん、一応恐縮されながらも「でも、じゃじゃめん、たべたかったでしょ」って、さすが一流。
ご家族も「ひさしぶりやな じゃじゃめん」って、双方一流でいらっしゃいました。
ほんと明るく楽しいご家族にもてなされた吉瀬さん。
初対面にもかかわらず、快く受け入れられた明るいご家族、そこにしっかり溶け込む吉瀬さん。
「岩手のひとって面白いしあったかいし、なんか、やさしいですね」と旅の感想を残されていました。
鶴瓶の家族に乾杯盛岡ロケで紹介された南部鉄器の特徴、吉瀬美智子さん、鶴瓶さんが立ち寄ったロケ地のまとめ
- 鶴瓶の家族に乾杯盛岡ロケ地は盛岡市鉈屋町に始まり、佐藤氷店さん、鈴木主善堂さんから鈴木盛久さんへと移動していきました
- わんこそばをいただいたのは東家さんでした
- 鶴瓶の家族に乾杯盛岡ロケ地になった南部鉄器のお店は鈴木盛久工房さんでした
- 鶴瓶さんがいつものように何気に見つけた立ち寄りお気に入りスポットは『Bar Endô 酒と料理の店 エンドウ』さんでした
- 岩手盛岡の南部鉄器の特徴は職人技があって初めて製造できる製品で、その緻密さゆえに、肉厚の鉄でありながら、外観優美である種の柔らかさまで感じる芸術品。しかし、そのパフォーマンスは、鉄素材に由来するメリット、或いはその肉厚から生じる高い調理性能、また芸術的に仕上げられた表面処理が有する耐食性など、鉄器としてはたぐいまれなる性能を有しているようです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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