初耳 ギフテッド 言葉の意味は?育て方に特徴はあるの?男の子女の子がスゴ技披露 

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こんにちは。Makoです。

8月11日は日曜日の初耳学に男の子、女の子のいわゆるギフテッドと呼ばれる子供たちが出演です。東大の問題が解ける9歳天才数学者、バークリー音楽大学最年少合格12歳天才ピアニスト、13歳のCGクリエイターが登場し、9歳天才数学者が出す問題にゲストラウールさん回答チャレンジなど、見所てんこ盛りです。

ところで「ギフテッド」という言葉、最近よく耳にしますが、その言葉の意味、使い方などが少し気になって調べてみました。

ギフテッド 言葉の意味は?

ギフテッドとは特定の領域で、他の子供と比較し、或いは平均的水準に対して高い能力を示す子供たちのことをさしているようです。

ただ、英語圏においては類義語でタレンテッド(talented)という言葉もあります。

教育現場の領域で、その違いを明確に区別している方もいます。

The Mensa Foundation (メンサ)が知能および関連分野への生涯にわたる貢献を称えて二年に一度授与する Lifetime Achievement Award (直訳:生涯功労賞)、2022年にフランソワ・ガニエ(Dr. Françoys Gagné)が受賞していますが、彼は、Talented とGiftedを区別して説明しています。

生まれ持った能力 ギフテッド Gifted


彼は以下の6つの領域が主に遺伝的に決定されると説いているようです。

  • 知的能力(推論、記憶、観察力、判断力など)
  • 創造的能力(発明力、想像力、独創性、流暢さ)
  • 社会適合性能力(知覚力、コミュニケーション力(共感・機転)、影響力)
  • 感覚能力(感受性(感覚)、忍耐強さ、協調性)
  • 肉体的力、スピード、強度、耐性
  • 運動制御(モーターコントロール)

    運動制御とは歩く、走る、手を伸ばす、物品を操作する、食べる、コミュニケーションをとる、働くなど、人が生きていくためのすべてのことを指しています

彼は全子供たちの中で上記6つの領域において上位10%に位置する子供たちをGiftedと呼んでおり、Gift(レベルの高さ)はその後訓練、開発される過程に影響します。6つの領域において、大人並みのレベルに達している子供たちのことをGiftedと呼び変えることもできそうです。

ギフテッドとタレンテッド Talented の違いは?

しかしそれらのGiftはどんどん訓練、開発されて行かなければなりません。

そしてそれらを支えるのは好奇心、熱意、将来に対する強い思いなどが保持され続けなければ、Talented、つまり、生まれ持った才能の上にさらに訓練を積み重ねた状態にはならないということです。

そこには、家族の協力、学校、共に学ぶ仲間などが必要といいます。

生まれ持った能力だけによらず、様々な環境、訓練などから発達したもの、或いはそのスキル(あるレベルに達した状態)をTalented と呼んでいるようです。

ギフテッドの育て方

ガニエ教授の説明から考えると、ギフテッドの多くは遺伝的要素といいますから、その部分はいわゆる天からの授かりものという考え方になるのだと思いますが、そのギフトはある領域、先に挙げた6つの領域が幼いころから大人並みに発達しているものと考えることができました。

つまり、ギフテッドになるように育てるという考えではなくて、ギフテッドは遺伝的なものと割り切り、では、そのギフテッドと認識されたこともたちをどのように育てるのか、或いは、ギフテッドと呼ばれることは無かったけども、タレンテッドとなるためにどのように育てるのがよいのか。

ギフテッドと呼ばれるレベルに生まれても、そう呼ばれることが仮になかったとしても、もしかするとそれはそのように気づかれる機会があったかなかったか。

それだけのことではないかと思うのです。

ギフテッドの子供たちも、さらにタレンテッドと呼ばれるためには、とても多くの努力をしなければならないと教授入っています。

教授はそれらタレンテッドになるための要素として、様々な要素を挙げていますが、主だったものとしては、環境(親、学校、トレーナーの姿勢であったり、プログラム自体など)が大きく作用することは言うまでもありませんし、さらにともに励む仲間なども重要な要素としてあげられています。

教授の言われている内容含め、子供に与えるべきものは、かなり議論し尽くされているようにも思われ、思いつく限り、あとは親の資力が許す限りというのが一般的に言われるところなのかなと感じています。

ただ私個人的には、異なる意見です。

ギフテッドでもタレンテッドでも、目指すところは「ある領域で、上位10%に属しているくらいに貢献する」ということだと思うのですが、貢献というのが、周りの人を助ける、幸せにするということであるなら、子供たちはもともと一人の例外もなく、その種は心の中に持っていると思うのです。

親はお金を掛けなくとも、その種を開花させてあげることができるといわれます。

シンプルに説明する例にこんなのがあります。

子供を塾に入れてやりたいが、家にはその余裕はない家族が2家族いました。
一つの家族のご両親は、そのことを悔やみ、いつも申し訳ない気持ちでいました。

もう一つの家族のご両親は、もちろん一瞬は申し訳ないと思いましたが、それで暗い顔をしていてはいけないと思い、子供が笑顔になることだけ考えて過ごしました。

子供のタレンテッドを引き出してあげるためには、どちらのご両親の態度が良かったと思いますか?

答えは、暗い顔をしていてはいけないと思い、子供の笑顔をイメージし続けたご両親、そのご家族は、子供が輝いて活躍する姿を見ることになりました。

タレンテッドもギフテッドも、たまたまそのように人目に触れる機会があったかどうかが大きな要素になってはいないでしょうか?

ギフテッドと称された子供たちも、大人の世界でさらにみんなの役に立つためにはたくさんの努力が必要です。

子供のころにギフテッドとよばれなくても、大人になって多くの人の役に立つことができる人もたくさんいます。

親としては、どちらであったとしても、子供たちがいつも笑顔であってくれればと願ってやみません。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって良い日となりますように。

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