相棒23で加藤清史郎の出演は何回目?前作のストーリーもレビュー

ドラマ

この記事はネタバレを含みますのでご注意ください

こんにちは。Makoです。
10月16日は相棒シーズン23からの
ご案内です。

初回スペシャル、
何がスペシャル化というと、
以前のシリーズの中で
ファンの涙をさそい、神回と絶賛された主役
加藤清史郎さんが出演されます。

しかも、その神回の設定を
演者の方々が細部まで思い起こし、
今回のドラマに反映させようとされたそうです。

加藤清史郎さんは、
お箸の持ち方一つに至るまで、
当時演じた役柄を思い起こし、
再現するよう努めたといいます

お箸の持ち方?
実は、前回作で、
加藤清史郎さんは予備校生くらいの
年齢だったのですが、
親からネグレクト(育児放棄)されているという
設定でした。

お箸の持ち方といえば、
親から教えてもらうことが
一般的でしょう

その機会に恵まれなかったことを
当時から細かなところまで演じて
いらっしゃったのです。

今回放送に先立ち、
こだわりの過去出演作を
少し振り返ってみようと思います

相棒23に出演の加藤清史郎さんの出演は何回目?

加藤清史郎さんの相棒出演は
今回で3回目。
2回目と今回は同一人物の
5年を描いた設定です。

実年齢と同じ12歳の役を演じました。
その時幼少期の撮影にキャスティングされたのは、
加藤清史郎さんの実の弟
加藤憲志郎さんだったそうです。

相棒23に出演の加藤清史郎さん初出演時のストーリーは?

12歳での出演 Season11
第18話 Birthdayというタイトルの
ドラマでした。
2013年の放映です

この時の配役設定は、
今回出演の警察官Aとは無関係です

12歳といえば、小学6年生
財務官僚の家に生まれ育った
隼人少年を演じました。

隼人少年のバースデイパーティーが
開かれようとしたある日、隼人は
突然行方不明になってしまいます

捜査係の一部が、
両親から事情を聴く中で、
12歳にもなって派手な誕生日パーティを
開くことを揶揄し、過保護が災いしたなどと、
陰口をたたきます。

恵まれているように思われますが、
実は命にかかわる遺伝性の病気を
抱えていました。

そんな隼人少年は、
ある殺人事件に巻き込まれ、かろうじて
逃げ出すことができたが、
誤って川に落ち心肺停止に陥ります。

そんな時、隼人の母親は、
悲しいことに先に他界してしまっていた、
隼人の姉に、隼人を守ってくれるよう
祈りを捧げます

実は、その日のバースデイパーティには
特別な思いがあったのです。

隼人は、自分が姉と同じ病気である可能性を
知っていました。
そして、その日12歳。
12歳まで発症することとが無ければ、
もう大丈夫でしょうと医者に言われていたのでした。

お父さんも、お母さんも、
そして隼人自身もそのことを知っていたのです。

隼人は、両親に向けた手紙を書いていました。
今日は僕の誕生日です。
だから「僕に」おめでとう。

でも本当におめでとうなのは、
お父さんとお母さんです。
お母さんは毎日毎日、僕のために、
健康にいい食事を作ってくれました。

お父さんとお母さんにおめでとう。
なぜかというと、
ぼくが12歳までしか生きられないかも
知れなかったからです。

僕はお姉ちゃんと同じ病気になるかもしれないと
知っていました。

だから、お母さんにプレゼント。
はちみつ入りの手作りクリーム
これを塗れば、あかぎれもすぐに
直るそうです。

僕はとても元気です。
今日は僕の12歳の誕生日。
お父さん、お母さん、おめでとう。

隼人は、このクリームの作り方を
教えてもらうために出かけ、
そこで、事件に巻き込まれて
いたのでした。


相棒23に出演の加藤清史郎さん2回目出演神回のストーリーは?

2回目の出演は、その5年後。
Season16 19話
タイトルは「少年A]

当時の少年A高田創は
訳があり、暴力団風の男たちから
脅されていた。

ある日、ホステス女性が、
自宅マンションで襲われる事件が発生。
女性はなくなっていた。

事件発生からほどなく、
現場近くで気になる少年発見ととして、
右京らに質問を受けたのが、少年A

その後、暴力団風集団から脅しを受け、
いうことを聞けば100万円をもらえるといわれ、
ある家に入ろうとしたところを
冠城にとめられ、事情を聞かれる。

まだ少年A は本当のことを話さない。
その後、脅されていた環境から
なんとか逃れようとするが、同居の弟を人質に取られ、
金を盗むことを実行することを強要される。

仕方なくある指示通り家に入り、
物色していたところを
右京と冠城に確保される。
犯罪グループのある思惑から、
盗みを強要されていたことが明らかとなる。

そこからこの少年Aが抱える
事情が明らかになっていく。

彼は、実の弟を守ろうとしていた。
ホステスであった母親からは認知されておらず、
戸籍が無い兄弟であった。

不遇な少年時代を兄弟二人で
生きていかなければならなかった。
そんな中で事件に巻き込まれていくが、
守ろうとしていた弟は人質に取られるなど、
弟を守ることができなかったことを嘆いた。

母親が亡くなったとき、
現場近くに靴紐がほどけ、
あてどもなく段ボールを抱えた姿、
その全てを失いつつある少年の姿を
右京の目はとらえていた

実は創には、弟のほかに、
妹もいた。
そして母親は、
子供たちの面倒を一切見ることなく、
全ては創にかかっていると、
創自身が思っていた。

親から何もしてもらえず、
戸籍すら与えられず、
途方に暮れつつも、
何とか生きてきた。

でも、妹を失った。
絶望した中での右京との出会い。
右京は声をかけます。
「もう十分、兄としての役目を果たしてきたのではないか」
そして、創は言います。
「果たせなかった。妹は死んでしまった」

右京は、最初に彼を見た時、
この世に頼るものなど何もないと
絶望した彼の顔をみていた。

事件が終わり、弟に
「守ってやれなくてごめん」と声をかける創。
弟は「兄ちゃんは悪くない」。

右京らにも温かい目で見守られ、
創はその場に泣き崩れる

その後、兄弟は児童養護施設で
生活を送ることとなります。

少年Aである創は、
今回警察官Aとして右京の前に現れる5年前、
このようにして右京と深いかかわりを
持っていたのでした。

相棒23 各話あらすじと感想へのリンクはこちら

相棒23に出演の加藤清史郎さんの出演は何回目?前作のストーリーやレビューのまとめ

  • 相棒23に出演の加藤清史郎さんの相棒出演は今回が3回目となります。
    今回作は2回目設定の同一人物として出演なさいます。
  • 相棒23に出演の加藤清史郎さん初出演時のストーリーは、遺伝性の病気が発症する可能性がないと判断できるまでの12年間、その12回目の誕生日を無事迎えることを心待ちにした家族と本人の深い愛情が描かれた回でした。
  • 相棒23に出演の加藤清史郎さん2回目出演神回のストーリーは親からのネグレクトを受けた兄弟が事件に巻き込まれるストーリー。兄弟を守ろうと必死になった兄を加藤清史郎さんが演じていました。結果的に守り切れなかったような出来事も起こり、それを兄はなげきますが、弟含め、右京や周りの目は、そうではないと伝えます。はじめて、頼れる人に出会ったと感じ、その思いはきっと生涯忘れることのない出会いだったのだと思います。

今日も最後までご覧いただいてありがとうございます。

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