こんにちは。Makoです。
10月14日はリーガルドラマ
「モンスター」からのご案内です。
このドラマは令和ならではの
法廷闘争テーマを取り上げます。
予告記事に、ルッキズムなる言葉があります。
注目されるようになったのは、
比較的最近のようです
私は法学部に学んだのですが、
今も多くの判断基準が、
過去に学んだ判例によることがあります。
でも、判例はあくまで過去の出来事に対する
その時の価値観なのではないかと
個人的には思っています。
令和の世の中には、
昭和、平成には考えられなかった
状況というのが発生しています。
これは令和に限った話ではなく、
いつの時代も、
法律はその時代時代に即した考えや
価値観を加味して扱われる必要が
あるのだと思います。
このドラマの中で、
令和ならではの問題が
どのように見られ、
どういった価値観のもとに判断されていくのか
とても楽しみなドラマです。
今日はそんなリーガルドラマ
モンスターを彩るキャストの方々、
その主要な相関についてのご案内です。
この記事をご覧いただくと
以下のことが理解いただけます
- ドラマモンスターのキャストや相関に関する情報
- ドラマモンスターに原作や脚本家についての情報
- ドラマモンスターの最終回に向けてのあらすじ予測や考察 レビュー
趣里主演リーガルドラマ モンスターのキャスト一覧
役名 | 俳優 | 相関 |
神波亮子 | 趣里 | 大草圭子法律事務所の新人弁護士 |
杉浦義弘 | ジェシー(SixTONES) | 大草圭子法律事務所の若手弁護士 |
大草圭子 | YOU | 大草圭子法律事務所所長 |
村尾洋輔 | 宇野祥平 | 大草圭子法律事務所パラリーガル |
村尾由紀子 | 音月桂 | 大草圭子法律事務所パラリーガルで洋輔の妻 |
城野尊 | 中川翼 | コンビニ店員 なぜか亮子に協力する存在 |
粒来春明(つぶきはるあき) | 古田新太 | 失踪中の亮子の父親 |
趣里主演リーガルドラマ モンスターの主要キャスト
神波亮子 (趣里さん)
役どころでは、高校3年生で
司法試験一発合格の才女
その理由は、判決に関する
膨大な知識といわれます。
膨大な知識を蓄えるに至った経緯が、
なんともユニークです。
裁判傍聴によって得た知識といいます
高校生で、裁判傍聴で、
しかも膨大な情報量とは、
いったい何がそうさせたのか、
とても謎深い女性のようです。
とにかく風変わりで、周りの人との価値観の相違がとても大きい
真がしっかりしているので、法廷の中でも、
自分の独自の価値観で戦っていきます
杉浦義弘 (ジェシーさん)
3年目の若手弁護士です。
素直でまじめな役どころです。
東大法学部卒業で容姿もいけてる。
そんな彼はかなりプライドも高いようです。
東大法学部卒業の真面目キャラです。
破天荒は亮子の前に義弘の常識は無力です..
でも、見た目の良さやキャリアから、プライドは超高め
ドラマには出てこないキャラで
とても残念なのですが、
ドラマで共演された宇野祥平さんが
ジェシーさんをこんな風に言われます。
初共演なんだそうです。
にもかかわらず、突然
「昨日何時に寝たんですか?」
「何してたんですか?」
初対面の外人同士がよくやる
当たり障りない時候のあいさつ、
「今日は暑いね?!」くらいの
感覚なんでしょうか。
とても気さくな感じ、
それにドラマにちなみ、
自身をモンスターにたとえるなら..の質問に、
「ボケモン」..
このキャラを完全封印しての
超真面目キャラを演じます。
大草圭子 (YOUさん)
かつて、大手の法律事務所に勤め、
テレビコメンテーターを務めるなどの
有名人だった圭子
亮子の昔を知る唯一の存在といいます。
実は失踪中の亮子の父も弁護士といいますから、
亮子の父、粒来春明と何か関係が
あったのかもしれません。
趣里主演リーガルドラマ モンスターの主要キャスト相関
神波亮子 vs 杉浦義弘
杉浦義弘はプライド高く
事務所では亮子より3年先輩。
まじめな彼は、きっと、
先輩としての自覚も強く、
自分がなさねばならぬことへの
意識もとても高いんだと思います。
当然、破天荒(?)な新人亮子に
振り回されることになります。
先輩と呼ばれる立場の誰もが経験しがちな、
先輩なりに学んだ常識を教えてあげようと
奮闘するも、後輩は全く聞く耳を持たない(笑)
中学高校ならいざ知らず、
大学も終え、社会人ともなると、
3年先輩というと、
「たった3年でしょ」とみても、
逆にみられたとしても
何ら不思議はないですよね。
特に、既に、自分自身の中に、
何か信じる信念のようなものが
出来上がりつつある若者にとって、
3年先の先輩の言うことが耳に入ってこないことは
まあありがちな事とも言えますね。
このドラマで扱う事例自体が、
今の時代に即した新しい判断を要求する
そんな出来事をまえにするとなると、
ただ過去の事例を覚えただけだと、
あたらしい目線を持った人に何かを伝えるのは
とても難しいことかもしれませんね
趣里主演リーガルドラマ モンスターに原作はあるか
モンスターには原作はありません。
モンスターはシナリオライター
橋部敦子さんが書かれたオリジナルのドラマです。
ルッキズムとは
ルッキズム(lookism)というのは、
古くは1970年代、アメリカの当時の世相を
反映して使用されだした言葉とする記述があります。
外見で人を判断することの危険性を説く、
そんな機会によく用いられた言葉のようです。
ここ最近、ルッキズムという言葉が、
改めて話題になっているようです。
その背景にはSNSによる容姿の比較といったことが、
日常的に行われるようになり、
おのずと自分自身の中に比較情報がインプット
されることになります。
それが、比較することを助長し、
健康面、差別など多様な局面で、
問題化することが増加していると
言われています
趣里主演リーガルドラマ モンスター最終回へのあらすじ考察と各話レビュー
このドラマは、ルッキズムのみならず、
過去の歴史が積み上げてきた”常識”に
とらわれた日常に一石を投じる内容に
なっているのだと思います。
同時に、この脚本を書かれた人に、
さすがだなあと感じてしまうのが、
人には「訳もなく」悪意に満ちた
モンスターがある..そんな瞬間に
眼を向けられているといいます
そう、突然になぜだか意地悪い
態度をとってしまった事がある、
私自身の経験を指摘されたようにも
感じます。
どうしてそういう感情が芽生える
瞬間があるのか。
今ではそういったこともわかるように
なってきましたけど、
長い間自分にとっても謎の部分でした。
子供の頃に経験する多くのいじめなどは、
まさにこの「なぜだかわからないが」
「わけもなく」を原因とすることも
結構あるのではないかと思ったりします
後で振り返ると、
なぜあの時、あんないじわるなことを
言ってしまったのだろう。
そんなことが幾度もあったように感じます。
そんな中の一つ、
日常的に、これはしょうがないと
思われている状況に、
「売り言葉に買い言葉」なども
含まれるかもしれませんね。
どちらが先に言ったとか、
言わなかったとか、
色々あるんだと思うんですけど、
どのみち進んでいく方向は泥沼です。
それを回避するためには、
どちらかが、冷静に受け流す
ことが必要だったのかもしれません。
でも、その状況で「冷静に」というのが、
多くの場合神業的に難しい。
このドラマの主人公は、
「なぜそうなるのか」という
本質を見抜き、
それに「冷静に」対応する能力を
幼くして身につけていたのかもしれません。
主人公亮子は、連戦連勝の弁護士である父、
その失踪という状況においても、
普通ではない行動をとります。
父がなぜ失踪したのか。
理由を知ろうとはしなかったのです。
そうした多くの人の常識とは異なる何かをもつ
亮子が「ひょうんなことから」弁護士として
はたらくことを決めます。
彼女は独特の価値観を
臆することなく法廷の場に持ちこみ、
あたらしい価値観の是非を世に問います
既存の何かを破壊していくものを
モンスターと呼ぶのなら、
彼女はまさに法曹界に現れた
モンスターなのかもしれません
モンスターの脚本家橋部敦子は誰?
「モコミ~彼女ちょっと変だけど~」が
ご記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
橋部敦子さんの作品でした。
あのドラマも振り返ると、
主人公のモコミは、ほかの人に聞こえない
物の声が聞こえる存在。
橋部さんは、そういった、
顕在化していない声だとか、
何かの叫びといってモノを
とらえるのが非常にお上手なのかもしれません
とらえるというよりは、
眼や耳や、或いは過去に、
顕在化していないけども、
そこに何かがあるはず..
そんな目で物事を見ておられる方なのかも
しれません。
第39回向田邦子生を受賞されています。
この受賞の際に、評価されたコメント
「モノや植物と対話して、
自分に正直に生きてゆく、
若い女性をためらいなく描いて..」
とあります。
さらに、周辺の人物もシンプルだが、
優しい目線で描かれ、作品に統一感を
もたらしていると評価されています。
もともと、その放送は
深夜枠で季節は冬。
このとき、橋部さんの頭には、
「深夜枠の冬の放送だから、
家族もののほっこりした話で、
みなさんが心地よく眠りにつけるものを
お届けしたかった」と語られていました
そこまで人の心を推し量られる橋部さんの作品。
ドラマの中に描かれる人間関係にも、
そういった繊細な理解がもたらす何かが、
含まれているに違いありません
モンスターのキャストや相関は?趣里の弁護士ドラマに原作はあるの?のまとめ
- 趣里主演リーガルドラマ モンスターの主要キャスト相関は、亮子を中心とした周りの人々の価値観の相違と、それに対する理解、反発などを介して描かれるものと思います。
亮子を過去から知る大草圭子、亮子の中のDNAのもととなる失踪中の父親、亮子の価値観がどのように養われ、それが現代の問題にどう反映されるのか。主要キャストの人数的には多くはないが、各関係に秘められた事実はかなり複雑そう - 趣里主演リーガルドラマ モンスターに原作はありません
- ルッキズムとは古くも新しい用語で、外観比較から生じる様々な問題や出来事を指して使用される言葉。SNSの利用が日常化したことで、比較する文化が助長され、様々な問題が起こりつつあるといわれます
- モンスターの脚本家橋部敦子さんはシナリオライターです。「モコミ~彼女ちょっと変だけど~」など、数多くの人気ドラマのシナリオを作成されています
今日も最後までご覧いただいて、ありがとうございます
コメント