こんにちは。Makoです。
今日は9月9日に放映が開始されたキリン生茶のCMからのご案内です。
通常、私がブログを書くとき、何かを見たり聞いたりしたときに、ちょっとした心地よい違和感のようなものを感じた時に書くことが多いのです。
今回のキリン生茶のコマーシャル、もう初回は1週間ほども前にテレビで見かけたのですが、「何か爽やかやな..」と感じたくらいで、特に記事を書きたいとかいう気分にはならなかったのです。
ところが、2回、3回とCMを見るたびに、なんだなんだ..この心地よさは。5回も見かけた時には、CMなのに、もう一度見たい!そんな気分になってるではありませんか。
このCMから感じる爽やかポイントはたくさんあるんですけど、ぶっちぎりで一番刺さってくるのが曲なんです。
キリン生茶のCMに使われている曲を提供しているBialystocks (ビアリストックス)はどんなバンド?
ご自身のウェブページのプロフィールには、2019年、ボーカル甫木元空(ホキモト ソラ)監督作品、青山真治プロデュースの映画 「はるねこ」 生演奏上映をきっかけに結成と記されています。
「はるねこ」での生演奏?はるねこというのは、甫木元さんの初監督映画なのですが、その映画というのは映像ももちろんいいんですけど、それを載せて届けてくれる音楽がまた素晴らしい。
映画監督さんが歌うの?と私にとってはそれも刺激的な違和感なのですが、甫木元さんの声が私はとても好きですね。
近頃では、高音を見事に奏でる男性ボーカルも多いと思うのですけど、甫木元さんの高音は、なんか少し違う。
最近よくあるファルセットとかによる高音とは違う、なんだかとても落ち着く漢字の音に聞こえるのです。
「のびやかな」高音と表現されている方もいらっしゃいます。
確かにのびやかに、でも、のびやかに光り輝くという感じでもなく、何となく陰を感じるような、明るいだけではない、それだけになんだか心にすっと入り込むような歌声。
よくゆうんですけど、ギャップがあって面白いから記事書きましたとか..Bialystocksさんを調べようとしたとき、どうしてもまず、そのお名前Bialystocksという文字で情報検索するんですね。
すると、大体はご自身公式ホームページらしきところに行きつくんです。
Bialystocksさんについても、もちろんたどり着きました。
第一印象..「なんか怖そうやな」「書くのやめとこかな」が第一印象でした。
でもな、歌、気に入ってしまったし。
歌というのは、Bialystocksさんの歌、まだそんなに知っているわけではないので、もちろんCM曲の「差し色」なんですけど、このタイミングで書いても誰にも読んでいただけないかもと思いながらも、なんだか触れずに素通りできない..それほど、惹きつけられてしまったわけです。
で、恐る恐るもう少し調べてみることにいたしました。
すると…”あいみょん”..??
あいみょんは、彼女の地元が私の職場近くということもあったり、もちろんアーティストとしてとても好きなので、親しみがあります。
あいみょんとお仕事されてるのか…なら怖くないかも。
ということで、私が、Bialystocks 甫木元さんのお人柄を推測できそうになった情報は、あいみょん-ざらめ【MAKING MOVIE】だったのです。
13分21秒の動画がYouTubeにあがっています。
もちろん、あいみょんさんの公式です。
その動画の17秒あたりに、マスク姿の男性が登場します。
この時点では、誰やこの男性?となるのです。
Bialystocksさんのウェブページ、プロファイルを見てからここに来てみると、何だこのギャップは!となるのです。
もちろん、初回見た時は、しばらく動画視聴を進めてみて、誰かが「監督!」っと呼ぶところまで、この方が甫木元さんであることはわかりませんでした。
私の年代からだと、もしそこが会社なら、甫木元さんは、まじめで実直な後輩という雰囲気を漂わせてくれるのですが、その感じはすぐに吹っ飛びます。
動画44秒あたりで、あいみょんから「おーーー!!!」という驚きの声が上がります。
この動画は、あいみょんの最近の楽曲 ざらめ のミュージックビデオ撮影風景なんですけども、甫木元さんはそのMVの監督さんです。
あいみょんは「どんな映像が出来上がるのかは監督の頭の中にしかない」というようなことを言われています。
天才あいみょんをして、驚かされてしまう甫木元監督というのは、いったいどういう才能をもって、どんな思考をされているのか、興味が尽きることないのですが、ただ、ここでは「怖い人ではなさそう」というのがわかり、一安心した次第です。
Bialystocks (ビアリストックス)ボーカル甫木元空さんの差し色がCM曲(キリン生茶)でいい感じになる理由
甫木元さん、大学卒業前の映像作品作成にあたって、人の心というものについて、ものすごく深そうな考察をなさっているのをみました。
いえ、決して多く語られていたわけでもありません。
甫木元さんご自身にとっても、言葉には表しきれない何かがそこにある。
そんな深そうな話なので、もちろん私にわかろうはずもないので、「深そうな」としか言えないのですが、でも、人が目で見て、言葉にして、表面で伝わってくる何か、真実は、それだけではなさそうだ..というようなことを感じていらっしゃるのかなと理解したのです。
そういったところまで考えて何かを表現しようとしている人、そう多くはないんではないかな..とそんな気がしました。
あいみょんさんのMVを視聴された方のコメントに「ざらめ」はドラマにぴったりの内容だった..というコメントが多く見られました。
いや、さらに、「ざらめ」がドラマをさらに補足して、人としてとても大事なところを、さらに明確に伝えてきているというように言われている方が多くいらっしゃいます。
キリン生茶のテーマは「きもちよさ、と生きていく。」
ここに俳優の鈴木亮平さん、出口夏希さんの起用はホントにぴったりなように感じたんです。
「きもちよさ」と「生きていく」っていう、どちらの言葉もないがしろにされることなく、どちらかがとびぬけてしまうこともなく、「きもちよさ」「いきていく」そんな二つの言葉が持つイメージのようなものが、ものすごくバランスされて表現されているように感じたのです。
私の感覚としては、映像に現れる俳優さんや背景が、Bialystocksさんの「差し色」によって、ほんとにバランスよく調和したな..そんな感じをうけました。
きっとこれは、甫木元さんが音楽だけではなくて、その情景が意味するものとか、内包するものとかを深く理解する能力にたけていらっしゃって、そこに必要な音楽というものがわかるからなのではないかなと…勝手な推測をしております。
Bialystocks (ビアリストックス)ボーカル甫木元空の差し色がCM曲(キリン生茶)でいい感じになる理由のまとめ
- キリン生茶のCMに使われている曲を提供しているBialystocks (ビアリストックス)は2019年、ボーカル甫木元空(ホキモト ソラ)監督作品、青山真治プロデュースの映画 「はるねこ」 生演奏上映をきっかけに結成されたバンドです。
- Bialystocks (ビアリストックス)ボーカル甫木元空さんの差し色がCM曲(キリン生茶)でいい感じになる理由は、甫木元さんが音楽だけでなく、映像も含めて何かを伝えようとする能力にたけているために、必要とされた映像に完全にマッチした楽曲がどんなものなのか、聞く側の人のきもちになって理解されていたためではないかと推測しました。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
コメント