こんにちは。Makoです。
9月12日はNHK SONGSに登場されたあいみょんのトークから、あいみょんは創作するとき、頭の中で何を考えているのかについてまとめてみました。
あいみょんがざらめを書いたとき何を考えていたか
ざらめは、あいみょんの今(現在2024年夏)を、これまで以上に強く描きたいという思いから生まれてきた楽曲なんだそうです。
そんなあいみょんが感じる”今”の中には、この情報社会で無数に飛び交い、求めてもいないのに勝手に飛び込んでくる色々な思いであったり、言葉であったり、そういったものが、思いがけず、心をえぐっていく、そんな時代性に対する思いが潜んでいるようです。
そういった、思いがけずやってくる何かの「切れ味」が悪いから、それが痛いと。
あいみょんが感じるレベルで同じように感じることができるのかわかりません。
でも、的を外した何かが自分の心に不運にも突き刺さってきたときに、的が外れているだけに、「そうとちがうねん」と叫んでもむなしくて、向き合うこともないままにそこに放置されてしまう痛みというのはわかります。
せめて切れ味鋭く、そこに向き合う気にさせてくれる何かだけが心に届くのであれば、もう少し、楽にすごすこともできるのかなと思ったりします。
ざらめを書こうとしたときの直接的なインスピレーションにかかわるようなコメントはなかったと思うのですが、でも、今の自分のことを強く書いてみようという思いで書かれたといわれています。
あれだけの才能から天才的な楽曲を生み出し続けた20代最後の年、それだけの実績を持った方でも、その先、自分がすきで選んだ道ではあるんだけど、それでも見えない未来に不安は感じている..そんな20代を締めくくる今の自分を見つめた曲なんですね。
あいみょんがマリーゴールドを書いたとき、何を考えていたか
マリーゴールドや初恋がないているなどを書いたときとして語られますが、おそらくすべての楽曲でそうなんだろうと思います。
使い古されたような言葉で、その言葉を使うことにためらいを強く持たれていましたが、「歌詞が降ってくる」そうとしか言えないような状況になるといわれます。
これはテレビを見ていた時であっても、そんなときに、突然やってくる。
初恋が泣いているなどは、それを想うきっかけがあったのだとは思うのですが、おそらく「初恋」というものをテーマと決めて曲を書こう、そんな気分が先行して、そののち、突然情景が見えてくるんだと思います。
このときは、電信柱から左右に突き出た足場のようなもの、これの上の方に、人型をしたピンク色の物体、胸のところに「初恋」の文字、これが足場に引っ掛かるようにいたそうなんです。
見えはしないですが、そのピンクの物体、涙流してそうですよね。もうぐったりだったんですね。
何かが降ってくる..という経験は、誰にでも起こっている出来事ではないかと思うんです。
あいみょんの場合には、それに先行して、音楽が好きだから、音楽で何かを伝えたい。。そういう思いが先行していると思うのです。
わたしは、会社員として営業をやってきていましたから、お客さんに今日はこれを伝えなけりゃ..とか、この1年の間にはこれをやって、やるためには何をどう伝えていけばいいか..そんなことを、気分が盛り上がったときに考えたりするんです。
すると私の場合には、いったんその気持ちも収まって、よくあるのは頭からシャワーをかぶっているとき、それと、運転中が多いんですけど、なんでこんなこと思いつくんだろ、これ絶対相手に響くやつやん!ってそんなことが、確かに降ってくるんです。
でも、それって、その時にすぐに記憶に残るようにしておかないと、なぜだかきれいさっぱりどっかに消えていってしまうんですよね。
あいみょんさんの頭の中で起こっていること、何か初恋で涙したこと、これがいつまでも引っ掛かっていて、今が向き合う時!って、そんな感じをうけたのでしょうか。
そう思ったのちに、それを表現するための映像だったり、言葉が降ってくる。
きっとその時それが下りてくるまでは、グダグダは考えられていない。
私自身の経験から何かがふってくるときって、そんなかんじなんかなあ…いっしょだといいなあ(笑)とか思いながら、天才と呼ばれるあいみょんの頭の中を想像しています。
あいみょんが愛の花を生み出したときの頭の中は?
これも、いつもあいみょんと一緒に楽曲制作をされている音楽プロデューサー田中さんの言葉を借りると、ひらめきが生み出した名曲であることは、間違いなさそうです。
愛の花の冒頭のメロディーと歌詞をそのままエンディングで繰り返し、曲を締めるという形をとったそうなんです。
始まりと終わり、一緒なんですけど、違って聞こえる。
独特の曲の雰囲気を生み出したようですね。
改めて曲を聞かれると感じられると思うのですけど、この曲を印象付けているとても強いパートと感じますね。
どうすればこんなひらめきに恵まれるのかなと、その時の頭の中はどうなっていたんだろうと思いを巡らせるのですが、きっとこうではないかと思うのです。
同じような思いをしている誰かがどこかにいるかもしれない。
自分の心のとげを抜いてしまいたいという思いももちろんあるけども、それは、あいみょんにとっては一つのきっかけ。
思いは、同じような思いをしている誰かのことを考え、そういった人にも手を差し伸べたい。
そんな優しい気持ちに、きっと、じゃあ、「この言葉をこの音楽にのせてね」とご褒美が着ているのかなと思うのです。
電柱にいつまでも引っ掛かっていないでね。
そこに居続けるのは痛いよ。
同じような思いをしている人にも、あなたの想いと曲に寄せてやさしく届けてね…そんな、天からのご褒美..それがあいみょんのうたなのかなと何となく思ったりしています。
あいみょんがSONGSで公表した、ざらめ、マリーゴールドや愛の花を生み出したときの頭の中のまとめ
- あいみょんがざらめを書いたときに考えていたことはあいみょんの今を、これまで以上に強く描きたいということでした。
- あいみょんがマリーゴールドや初恋がないているを書いたとき考えていたこと、それは、何かを伝えたいという強い思いがまずあって、そのあとは、きっとゆったりとした気分になられて、言葉が降ってくるのを待つわけではないけど、穏やかに過ごされていたのかな..そんな風に思います。
- あいみょんが愛の花を生み出したときの頭の中、プロデューサーの言葉借りるとそれはひらめきなんですけども、私個人的には、ひらめく前に、これを伝えたいという何かがあって、それがきっと、世の中の誰に対してもやさしいおもいであったから、ご褒美として、あるれるほどの言葉と映像があいみょんの頭の中に降り注いてきているのではないかと思うのです。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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